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ジャック・ブラック&ザッカリー・リーヴァイ、リチャード・リンクレイター監督のアニメ映画に出演 ─ 実写とアニメの融合、人類初の月面着陸を描く

Apollo 10 1/2: A Space Age Adventure
Photo by Siebbi https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Richard_Linklater_after_the_press_conference_for_%22Before_Midnight%22.jpg | Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28831982127 | vagueonthehow https://www.flickr.com/photos/vagueonthehow/ 14750431957 | Remixed by THE RIVER

『スクール・オブ・ロック』(2006)のジャック・ブラック、『シャザム!』(2019)のザッカリー・リーヴァイが、リチャード・リンクレイター監督・脚本のNetflixアニメ映画『Apollo 10 1/2: A Space Age Adventure(原題)』に出演することがわかった。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

アメリカ・ヒューストンで育ったリンクレイター監督の少年時代を基にした本作は、1969年夏に人類が初めて月面着陸を果たした物語を描く作品。月面着陸に成功した宇宙飛行士と地上管制室、そしてNASAの国際宇宙ステーションの近所で暮らしながらも、世界中の人々と同様にテレビの前で興奮した一人の少年、両方の視点を通して物語が紐解かれていく。

リンクレイター監督は過去に、実写映像を基にアニメを作成する“ロトスコープ手法”を用いた『ウェイキング・ライフ』(2001)『スキャナー・ダークリー』(2006)を手掛けている。今回も典型的なアニメ作品とは異なり、実写映像や手描きアニメーション、CGを混在させた革新的な作品となるようだ。実写映像は2020年3月にアメリカ・オースティンで既に撮影終了しており、アニメーションやCGは「アンダン 〜時を超える者〜」(2019-)などの制作会社「Minnow Mountain」「Submarine」が担当する。

出演者にはジャック・ブラック、ザッカリー・リーヴァイの他、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』(2016)のグレン・パウエル、『サンダーロード』のビル・ワイズなどが参加している。なお、リンクレイター監督は本作について以下のように語っている。

「何年か前に、時間的な意味や空間的な意味からも、この映画こそ私が作るべき作品だと気付いたんです。(1969年当時)私は小学3年生になるところでした。私たちの独特なアニメーションスタイルによって、世界から無くなってしまった魔法や、記憶や想像力を描くための優雅で豊かな表現も可能になります。3Dグラフィックスと実写映像を織り交ぜて、ストーリーに息を吹き込むことが出来たので、本当に楽しかったですよ。」

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Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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