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ロバート・レッドフォード逝去、『アベンジャーズ』監督ら追悼 ─ 「真の伝説だった」

ロバート・レッドフォード
Photo by U.S. Embassy photographer JP Evans https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ambassador_Susman_and_Robert_Redford.jpg

『明日に向って撃て!』(1969)『華麗なるギャツビー』(1974)『大統領の陰謀』(1976)など数々の名作で知られるハリウッドの伝説的俳優ロバート・レッドフォードが、現地時間2025年9月16日、ユタ州の自宅で亡くなった。89歳だった。

「彼の愛した場所で、彼の愛する人に囲まれて」の最期だったと、声明で伝えられている。

ハリウッド黄金の象徴であり、演技と製作の両面において成功した初めての人物として讃えられた。共にした人々からは、故人を偲ぶ声が続々と挙がっている。

レッドフォードが設立したサンダンス映画祭を通じて、その創作人生に多大な影響を受けたイーサン・ホークは「インディペンデント映画のチャンピオンであり、本物のストーリーテリングを容赦なく提唱し、そして熱烈な環境保護主義者であった」と讃えた。

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ジェームズ・ガンは「彼の映画を観て育ちました。彼の物静かで自然体な演技と、常に漂う気品。彼こそがまさに映画スター」と振り返り、レッドフォードの映画10本を紹介している。

『ブルベイカー』(1980)『アンフィニッシュ・ライフ』(2005)で共演のモーガン・フリーマンも友の逝去を悲しんだ。「気が合いそうだと思える人がいるものだが、ロバート・レッドフォードとは1980年に『ブルベイカー』で共演してから、すぐに友人になった。『アンフィニッシュ・ライフ』で彼と再共演できたのは、夢が叶うようだった。安らかに眠ってくれ、我が友よ」。

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ロン・ハワードは、レッドフォードによるサンダンス映画祭の創設により、アメリカのインディペンデント映画に「計り知れない文化的影響力」を与えたと述べている。

ホラー界からはスティーヴン・キングが「70年代と80年代の新しくて楽しいハリウッドを担った。89歳だったとは信じがたい」と偲んだ。

アントニオ・バンデラスは「ロバート・レッドフォードは、あらゆる意味で映画の象徴だった」と偲んだ。

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)などでレッドフォードをアレクサンダー・ピアース役に迎えたアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、「僕たちにインスピレーションを与えた真の伝説」「彼と過ごせたことを心から感謝している」と追悼した。

ご冥福をお祈り申し上げます。

Source:CNN

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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