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もしもヒラリー・クリントンが大統領夫人になっていなかったら ─ 全米ベストセラー小説を米Huluがドラマ化

ヒラリー・クリントン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/24480213852/

もしもヒラリー・クリントンが、のちにアメリカ合衆国大統領となる男ビル・クリントンと結婚していなかったら? 女性作家カーティス・シッテンフェルドによる米国のベストセラー小説、『Rodham(原題)』のドラマ化企画が米Huluにて始動した。米The Hollywood Reporterなどが報じている。

『Rodham』はタイトルの通り、ヒラリー・クリントン……旧姓ヒラリー・ロダムを主人公として、彼女がビル・クリントンと結婚しなかった“もしも”の世界線を描く物語だ。果たしてヒラリーの人生には、アメリカの歴史や社会、文化にはいったい何が起こっていたのか。20世紀後半を舞台に、類まれなる知性と能力をもつ若い女性の姿が紡ぎ出される。

脚本・製作総指揮を務めるのは、「アフェア 情事の行方」(2014-2019)のサラ・トリーム。同じく製作総指揮には、原作者であるシッテンフェルドのほか、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)のウォーレン・リトルフィールドが就任した。米Huluがヒラリー・クリントンを扱うのは、約4時間に及ぶ長編ドキュメンタリーシリーズ「ヒラリー(原題:Hilary)」に続いて本作が2度目となる。

報道によると、本作はただいま企画開発のまっただなかにあるとのこと。したがって、正式に脚本作業に進むには、米Huluがシリーズの製作にゴーサインを出さなければならない。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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