マーク・ラファロ、『グランド・イリュージョン』でウディ・ハレルソンの乱闘騒ぎをギリギリ回避していた

『グランド・イリュージョン』シリーズの第3作『Now You See Me: Now You Don’t(原題)』が2025年11月14日に米国で公開となる。いまやファンも最新作を切望する人気シリーズに成長したが、第1作の撮影時には、キャストのマーク・ラファロとウディ・ハレルソンが危うく大騒ぎに巻き込まれる騒動があったそうだ。
本シリーズは、鮮やかなトリックで大胆な犯罪計画に挑むスーパー・イリュージョニスト・チーム「フォー・ホースメン」を描く。2023年の第1作、2016年の第2作『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』に続き、最新作でもFBI捜査官ディラン・ローズ役のラファロと、メンタリストのメリット・マッキニー役のハレルソンが続投する。
ハレルソンと俳優のテッド・ダンソンがホストを務めるポッドキャスト「Where Everybody Knows Your Name」に出演したラファロは、「1作目はニューオーリンズで撮影したんだよね、全部路上で、もうめちゃくちゃだった」と当時の様子を振り返った。
「望遠レンズで撮影している真っ最中にバーに引っ張り込まれるんだよ。まるでマルディグラの祭りの真っ只中みたいに。ある夜もそこにいて、すごく混んでいたんだけど、ある女性が“どうしよう!あなたのこと大好きなのよ!”ってウディのところに来たんだよ。ウディも彼女の腕に手を置いて“ありがとう”って感じで。そしたら男が近づいてきて、彼女をどかして、ウディを突き飛ばしたんだ。」
ハレルソンとは旧知の仲であるダンソンは「それはまずい、まずいな。よくないね」とその後の事態がある程度予測できた模様。ラファロは「だってウディの最初の反応は、“相手を押す”じゃなくて、“即、顔を殴る”だから」と重ねた。
これにはリモートで出演しているハレルソンも苦笑いしているが、ラファロは「どうするのが一番正しいんだろう? それは絶対に正しい行動だったんだよ」と話した。
「直後にそのバーで乱闘が始まって、僕もその渦中にいた。大騒ぎになりそうだったから、君を掴んだんだよ。“面白いことになるかもしれないけど、とんでもなくマズいことになるかも。君と僕は自分たちで何とか乗り切れるかもしれないけど、一緒にいる連中は、多分無理だと思う”って。」
実はハレルソン、以前にもバーでの乱闘騒ぎを経験しているだけでなく、同じ日に車を乗っ取られたという惨事に見舞われた過去がある。ダントンはラファロの賢明な判断に敬意を示し、「恥ずかしいけれど、僕だったら“すぐ戻る、誰かに電話にしてくる”って言ってたと思うから」と苦笑いを浮かべている。
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Source: Where Everybody Knows Your Name