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ライアン・レイノルズ、新型コロナの危険を訴える ─ 「他人事じゃない、あなた自身の問題です」

『名探偵ピカチュウ』ジャパンプレミア
©THE RIVER

『デッドプール』などで知られる俳優ライアン・レイノルズが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続く現状を受け、テレビ番組を通じて“決して甘く見るべきではない”との呼びかけを発した。

米国の人気トーク番組「The Late Show」は、米国における外出禁止・外出制限のため、いまや司会者スティーブン・コルベアの自宅がスタジオとなっている。スティーブンとゲストのライアン・レイノルズは、お互いの自宅から映像を繋ぎ、カメラ越しにトークを展開するのだ。

カナダ出身のライアンに対し、スティーブンは「故郷はどのような状況かご存知ですか?」と問いかける。ライアンは「(アメリカと)同じような状況です。世界的なパンデミックですからね」と応答。しかし、知人との会話で驚かされる出来事があったと明かした。

「この間、ある人と話していてショックを受けたんですが、“たかが肺炎”だと思っている人がいるんですよ。“コロナウイルスは肺炎になるだけだろ、肺炎なんてどうってことない”と。僕にはそんな風には言えません。」

ライアンがこう強調するのは、2015年に父親のジムを肺炎で亡くしているからだ。元警察官であり、ボクサーであり、ライアンいわく「とても強い人だった」というジムは、ライアンら子どもたちには非常に厳しかったという。「家にいても気が休まらなかった。ずっと不安と戦っていた」とはライアンの談。しかし今では、ジョーク交じりのエピソードで振り返っている。

「父の話は尽きませんよ。だいたいがバカバカしい話ですけどね。いい話や深い話もありますけど、だいたいバカバカしいですね。車を使って家の切り株を引っこ抜こうとした話とか、芝刈り機に草が絡まったのを直すためにシャベルで芝を掘った話とか、下水処理タンクに入った話とか。パーキンソン病の末期にチェーンソーを使ったり、葉っぱを燃やしてるところにガスを放射したり、リトルリーグのコーチを殴って気絶させたり……。だけど、彼も肺炎で死にましたから。肺炎は本当に深刻なもの。僕たちの中で一番強い人だって連れて行かれてしまう。父もそうでした。」

ライアンは「コロナウイルスは深刻なもの」と訴える。「若い人の中には、他人事だと思っている人もいるようですが、とんでもない。あなた自身の問題ですよ」

新型コロナウイルスの問題が浮上したのち、ライアンは妻のブレイク・ライブリーとともに慈善団体や病院への寄付活動を行う、オーナーを務めるジン・メーカー「アヴィエイション・アメリカン・ジン」の売上の30%を米バーテンダー教会に寄付する、同じくオーナーを務める携帯電話会社「Mint Mobile」の通信制限を全ユーザーに対して解除するなど、さまざまな取り組みを続けてきた。番組の中で、ライアンは「できることはすべてやらなければ。今は本当に恐ろしい時期ですが、なんとか乗り越えましょう」と語りかけている。

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Sources: The Late Show, Daily Mail

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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