『スター・トレック4』再始動、ウフーラ役ゾーイ・サルダナも続投に「希望を持っている」

2009年の『スター・トレック』より始まった「ケルヴィン・タイムライン」を描くリブート版シリーズ第4作の脚本家が決定したが、いわゆる“開発地獄”に陥った第4弾が確実に実現する可能性について、前3作でウフーラ役ゾーイ・サルダナが語った。
もともと、2022年末に撮影開始を予定していた第4作は、監督に決定していたマット・シャックマンがマーベル映画『ファンタスティック・フォー』のために降板し、計画は頓挫。その後も数々の紆余曲折を経て、ようやく「フライト・アテンダント」(2020-2022)のクリエイターであるスティーヴ・ヨッキーが脚本家に決定し、再始動の運びとなった。とはいえ、これまでの経緯を鑑みれば、第4作の撮影現場で実際にカメラが回り始めるまでは安心は出来ないだろう。
米Playlistのポッドキャスト番組「The Discourse」で第4作について尋ねられたサルダナが、「まだ希望を持っています。あのチームの一員だった3作を通して、素晴らしい体験が出来ましたから」と、第4作の実現を諦めていないと答えた。
第4作への続投については、「常にスタジオが皆を集めて巻き込もうとしていることは分かっていますが、パラマウントが『スター・トレック』の新たな解釈に取り組んでいることも知っています。リメイク版のオリジナルキャストがカムバックするかとうかは関係なく、長く生き続けるべき素晴らしいフランチャイズだと思っています。分かりませんが、戻れることを願っています」と回答し、続投の意思を見せた。
再始動したばかりの第4作については、プロットや時代設定などの詳細に加え、前3作から復帰するキャストについても発表されていない。サルダナをはじめ、ジェームス・T・カーク役のクリス・パイン、スポック役のザカリー・クイント、スコッテ役のサイモン・ペッグをはじめ、おなじみのメンバーが再集結となるだろうか。
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Source:Playlist