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『シャザム!』監督、『ヴェノム』の監督候補だった ─ 「脚本も読んでミーティングもした」

ヴェノム
©&TM 2018 MARVEL

DCコミックスの異色スーパーヒーローを映画化した痛快アクションコメディ映画『シャザム!』(2019)を監督したデヴィッド・F・サンドバーグが、DCのライバルであるマーベル映画『ヴェノム』の仕事を断った過去を明かしている。

DCエクステンデッド・ユニバースの中ではコメディ色が強く、変わり種的な存在といえる『シャザム!』で監督を務めたサンドバーグは、実は『ヴェノム』の開発初期にミーティングに参加したことがあったようだ。「脚本を読んで、『ヴェノム』についてミーティングもしたけど、すでに『シャザム!』の話が進んでいたから、『ヴェノム』 を追い求めるよりも、そっちをやる方がいいと思ったんです。だけど、『ヴェノム』はいい作品になったと思います」と、Instagramのストーリーで明かしている。

サンドバーグ監督は、もともとホラー映画の出身だ。同作以前には、ホラー映画『ライト/オフ』(2016)と『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)でメガホンをとっている。ホラー畑出身のサンドバーグが『ヴェノム』を手がけていたら、どんな演出でファンを怖がらせてくれたのだろうか。

いずれにせよ、『ヴェノム』米ソニー・ピクチャーズが、ホラー作品を得意とするフィルムメーカーを起用したがっていたのは間違いないようだ。『ヴェノム』(2018)で監督に就任したのは、ホラーコメディ映画『ゾンビランド』シリーズで注目されたルーベン・フライシャー。監督は、続編映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)ではメガホンをとらず、製作総指揮として携わっている。

一方のサンドバーグは、『シャザム!』の続編となる『シャザム!~神々の怒り~』にも監督として続投。シャザム役のザカリー・リーヴァイ、ビリー役のアッシャー・エンジェル、魔術師役のジャイモン・フンスーがカムバック。新キャストとしてヘスぺラ役のヘレン・ミレン、カリプソ役でルーシー・リュー、不明の役でレイチェル・ゼルガーが参加する。

『シャザム!~神々の怒り~』は2023年3月17日に米国公開予定。

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Source:ScreenRant

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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