『アンカット・ダイヤモンド』アダム・サンドラー、Netflixとの契約を拡大へ ─ アニメ映画の脚本・出演・製作も

『50回目のファースト・キス』(2004)『アンカット・ダイヤモンド』(2020)のアダム・サンドラーがNetflixとの契約を拡大することがわかった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。
サンドラーは、『リディキュラス6』(2015)『ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら』(2016)『サンディ・ウェクスラー』(2017)『ウィーク・オブ・ウェディング』(2018)『マーダー・ミステリー』(2019)のNetflixオリジナル映画で主演・脚本・製作を務めている。今後は、2020年配信予定の『Hubie Halloween(原題)』でも主演・脚本を担当。『リディキュラス6』は、すでに20億時間以上という驚異的な再生時間を記録しており、『マーダー・ミステリー』は米Netflixで「2019年最も人気のあった映画」と称された。
このたび、アダム・サンドラー、及び自身が設立した製作会社ハッピー・マディソン・プロダクションズは、Netflixと新たな映画4本の製作に向けて契約を締結。4作品の詳細は不明だが、サンドラーが製作・脚本・声優を兼任するアニメーション映画(タイトル未定)も含まれているという。米NetflixのCCO(コンテンツ部門最高責任者)テッド・サランドスは、サンドラーとの契約拡大について、過去作品を参照しながら以下の声明を発表した。
「彼をサンドマン(サンドラーのニックネーム)、ウォーターボーイ、ビリー・マジソン、プロゴルファー・ギル、ニック・スピッツ、あるいは、ただのアダムとして認識している方もいると思いますが、明らかなことが一つあります。それは誰もが、まだまだサンドラー作品を求めているということ。私達が『マーダー・ミステリー』を観て感じたように、視聴者たちもサンドラーのユーモアと彼が出演する映画を愛しているのです。サンドラーとハッピー・マディソン・プロダクションとのパートナーシップを拡大し、世界中にもっと笑いを届けられることを非常に喜ばしく思います。」
アダム・サンドラーは、『神様なんかくそくらえ』(2014)『グッド・タイム』(2017)で知られる兄弟監督ジョシュア・サフディ&ベニー・サフディ最新作『アンカット・ダイヤモンド』に出演しており、本作はRotten Tomatoesで92%フレッシュという高評価を獲得。サンドラー自身もナショナル・ボード・オブ・レビュー2019の主演男優賞をはじめ数々の演技賞に輝き、「アダム・サンドラー史上最高の演技」と世界から絶賛されている。