『最終絶叫計画』リブート企画が進行中、『ワイスピ』プロデューサーが手がける ─ パロディ満載のホラー・コメディが復活

ホラーを中心に様々なジャンルの作品をパロディ化した映画『最終絶叫計画』シリーズが、『ワイルド・スピード』『ソニック・ザ・ムービー』のニール・H・モリッツによってリブートされることがわかった。米Varietyが報じている。
『最終絶叫計画』シリーズ(以下『絶叫計画』シリーズ)は、主人公が殺人鬼と戦うさまをブラックユーモアたっぷりに描いたホラー・コメディで、ヒット映画の有名シーンや“あるある”を風刺したパロディネタを盛り込んでいるのが特長。『スクリーム』シリーズや『ラストサマー』(1997)、『マトリックス』(1999)などをパロディ化した第1作『最終絶叫計画』(2000)を皮切りに全5作が製作された。
このたび米パラマウント・ピクチャーズは、ニール・H・モリッツと提携して『絶叫計画』シリーズを復活させることを発表。同シリーズを手がけた米ミラマックスとパラマウントのファーストルック契約の一部として製作されるもので、ミラマックスが製作費を全額負担し、パラマウントが配給を担当する。リブート版は2024年秋に撮影が開始、2025年に米国公開予定だ。
なお、シリーズ第5弾『最終絶叫計画5』がリリースされたのは2013年。それ以降もホラー人気は衰えず、近年も『M3GAN ミーガン』(2022)や『SMILE スマイル』(2022)、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2023)など数々のホラー映画が注目を浴びている。リブート版ではどの映画がパロディ化されるのか。
リブート版を手がけるモリッツは、直近では『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(2022)のその後を描くシリーズ「ナックルズ」全6話の製作総指揮を担当。2024年12月20日に米国公開予定の『Sonic the Hedgehog 3(原題)』でもプロデューサーも務めている。そのほか、リブート版『フェイス/オフ』を含む複数の長編映画プロジェクトをパラマウントにて開発中だ。
▼ホラー の記事
アメコミ映画の暴力描写は「ポルノのよう」とスティーヴン・キング ─ 「街がぶち壊されるのに、血の一滴も流れないとは」 こだわりがある? 『ブラック・フォン2』予告編が米公開、イーサン・ホーク復活の怪演 ─ 「死とはただの言葉にすぎない」 殺人鬼、なお登場 サム・ライミ、アンソニー・ホプキンズの腹話術ホラー映画『マジック』リメイクへ 死ぬまで、一心同体。 『ソウ』リブート版は「世界観には忠実に、新たなスタートを」 ─ 「新たな観客を獲得できるように」ジェームズ・ワン宣言 ついに! 『THE MONKEY/ザ・モンキー』試写会に47名様ご招待 ─ 死の猿のおもちゃが奏でる狂気のバイオレンス・ホラー PRいち早く体感せよ
Source: Variety