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『シング・ストリート』監督とマーティン・スコセッシがタッグへ ─ 伝説の作曲家から着想を得たミュージカル

マーティン・スコセッシ
Photo by THE RIVER

ONCE ダブリンの街角で』(2007)や『はじまりのうた』(2013)、『シング・ストリート 未来へのうた』(2016)など、数々の名作音楽映画を手がけてきたことで知られる監督、ジョン・カーニー。この度、マーティン・スコセッシら豪華製作陣とともに、ミュージカル映画『Fascinating Rhythm(原題)』を手がけることが明らかになった。米Deadlineが報じている。

『Fascinating Rhythm』は1910年代〜1930年代に、ポピュラーおよびクラシック音楽の両面にて米国の音楽界を牽引していた、ジョージ・ガーシュウィンという伝説の作曲家の音楽と人生から着想を経た作品。ガーシュウィンによる数々の名曲に乗せて、アメリカ・ニューヨークの現在と過去を通じてひとりの若き女性の不思議な旅が描かれるという。

ガーシュウィン遺産財団公認の本作の製作には、マーティン・スコセッシ、『ロッキー』『クリード』シリーズや、『レイジング・ブル』(1980)『グッドフェローズ 』(1990)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)などのアーウィン・ウィンクラーが名を連ねている。脚本は監督を務めるジョン・カーニーが、クリス・クレスと共同で担当。出演者や撮影時期については不明だ。

なお報道によると、スコセッシは長きに渡り、ガーシュウィンを題材にした映画を製作したいと考えていたとのことだ。それというのも、『レイジング・ブル』の完成後、『タクシードライバー』(1976)ポール・シュレイダーとタッグを組み、ガーシュウィンの伝記映画を製作する予定で進めていたことがあったようだが、別の作品との兼ね合いで幻に終わってしまったのだという。つまり、スコセッシにとって本作は念願の企画というわけだ。

Source:Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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