『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』公開10周年記念、米国再上映が決定 ─ エドガー・ライト監督作、クリス・エヴァンス&ブリー・ラーソンら出演

『ベイビー・ドライバー』(2017)などで知られるエドガー・ライト監督によるアクション・コメディ映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)が、初公開から10周年を記念して、アメリカの映画館で再上映されることがわかった。ライト監督本人が自身のTwitterにて発表している。
2020年5月20日(現地時間)、映画芸術科学アカデミーが『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』の同時視聴イベントを主催した。同イベント中、ライト監督は実際に使用された脚本を公開したり、出演者たちと交流したりと、リアルタイムでTwitterを更新。そしてイベント終了後、同作の米国での再上映を発表したのだ。
If you thought watching Scott Pilgrim from home was great, wait until it's back @DolbyCinema, only in theatres! #DolbyVision #DolbyAtmos #ScottPilgrim #WatchWithTheAcademy
— edgarwright (@edgarwright) May 21, 2020
「もし、家で『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を楽しんだのであれば、ドルビー・シネマに戻ってくるのを待ってて下さい!」
ライト監督いわく、本作の再上映は米国で初公開された2010年8月から、ちょうど10周年となる2020年8月に行われる予定だったという。現在、新型コロナウイルスの影響を受けてアメリカ国内の映画館の多くは休業状態にあるため、具体的な再上映の日程は明かされていないが、監督は「必ずもうすぐ実現しますよ」とも告知している。
『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』は、カナダ出身の人気コミックライターのブライアン・リー・オマリーによるコミックを映像化した作品。ライト監督の独特の演出と世界観によって、売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリムが、ニューヨークから越してきたミステリアスな少女ラモーナを手中に収めるために邪悪な元カレたちと戦う姿が描かれた。
主人公スコット役を『JUNO/ジュノ』(2007)『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)などで知られる個性派俳優マイケル・セラ、ヒロインのラモーナを『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2019)ハントレス役などのメアリー・エリザベス・ウィンステッドが演じた。脇を固めるキャスト陣にも豪華かつ多彩な顔ぶれが集結。いまやマーベル・ヒーローのキャプテン・アメリカ役として知られるクリス・エヴァンスや『ダージリン急行』(2007)のジェイソン・シュワルツマン、日本からも有名な双子俳優、斉藤慶太&祥太が元カレ役として出演した。『ルーム』(2015)『キャプテン・マーベル』(2019)などで知られるブリー・ラーソンや『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックも登場している。
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Source: Edgar Wright Twitter(1,2)