クラグリン役ショーン・ガン、『アベンジャーズ4』は『インフィニティ・ウォー』よりも好き ― 再登場を意味深に予告

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでクラグリン役を演じているショーン・ガンが、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』について語った。
米オクラホマ州タルサの日刊紙Tulsa Worldにて、ショーンは『アベンジャーズ』第4作への期待を述べ、いよいよ再登場を予告しているのである。

「僕は『インフィニティ・ウォー』よりも好き」
クラグリンといえば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の劇場公開時、本編にまったく姿を見せなかったことで話題となったのが記憶に新しい。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーはサノスの“指パッチン”でガモーラとロケット以外消滅してしまったが、クラグリンはどうなったのだろう?
来たる『アベンジャーズ』第4作について尋ねられたショーンは、「全部知ってますよ、全部の秘密を知ってます」と前置きしながら、「ルッソ兄弟の暗殺者に毒矢で首を射られたくないので…奴らは絶対に誰にも喋らせないから…」と述べ、慎重に次回作へのコメントを口にしている。
「本当にすばらしい映画になる、ということはお伝えできます。そもそも僕たちは、(『インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ4』を)短い休みを挟み、ほぼ連続で撮影しました。僕は『インフィニティ・ウォー』よりも『アベンジャーズ4』のほうが好きなんですよ。脚本の時点でも、撮影をしていても。もちろん『インフィニティ・ウォー』にはすごく満足しています。だから最高の映画になるのをとっても期待してますよ。」
マーベル・スタジオは映画製作において秘密主義を徹底しており、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の際にはごく一部の関係者しか全編の脚本を読むことを許されなかったという。ショーンが「全部の秘密を知っている」というのは真実なのか、これすら一種のジョークなのか。そして、ショーンが読んだ脚本はどこまでが本物の内容だったのか。いずれにせよ、ショーンは『アベンジャーズ』第4作の脚本や撮影現場を『インフィニティ・ウォー』よりも楽しんだようだが……。
ちなみに以前、ショーンはクラグリンがどうしていたのかについて「おそらく次回作で明らかになるはず」と述べたほか、ショーンの兄であり『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ2作品を手がけたジェームズ・ガン監督も「クラグリンには大切な役割がありますし、すべてはいずれ明らかになります」と記していた。今回のインタビューで、ショーンは意味深な言葉を口にしている。
「これは言っていいと思うんですが、クラグリンの物語はまだ終わってないと思いますよ。少なくとも、ファンのみなさんはクラグリンの身に起こることを知ることになると思います。たとえ、それが今すぐにお話しできる内容ではなくとも。」
なにやら持って回った言い方のように思われるが、果たしてこれは何を意味しているのか、いないのか。すべては本編を観てのお楽しみ、ということになるだろう。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。
Source: Tulsa World