『search/サーチ2』日本語吹替版も上映決定 ─ 全編デジタル画面映画にもっと没入

全編デジタルプラットフォーム上で展開するサスペンススリラー『search/#サーチ2』(読み:サーチ ツー)が、日本語吹替版も劇場上映されることが決定した。
本作はその特性上、画面上の情報量がすこぶる多い登場人物が言葉で話す内容を表す「台詞字幕」のほかにも、PCやデバイス画面上の情報やテキスト会話などの内容を示す「見せ字幕」も存在している。例えば、スマホ画面でのチャットのテキストやデスクトップに貼り付けられたメモ画面、検索サイトでの検索内容がその例だ。その数は、「台詞字幕」約970枚、「見せ字幕」約560枚にのぼる。
前作『search/サーチ』(2018)では、「台詞字幕」約800枚、「見せ字幕」約410枚だったので、本作『search/#サーチ2』は字幕の情報量としても前作よりさらに多い。
前作は「字幕版」のみでの劇場上映だったが、その後、配信サービスでスタートした際には「字幕版」と「日本語吹替版」の両方で配信された。吹替版は物語に入りやすいという評判があり、この続編では「字幕版」に合わせて「日本語吹替版」の劇場上映も実現する運びとなった。「台詞字幕」の約970枚分が声優による登場人物の台詞(音)として聴こえてくるため、全画面伏線アリ、かつ、スピーディーに画面展開していく本作に“超没入”できるはずだ。注目の吹替声優はまだ明らかになっていない。※字幕は1画面分表示されるのをそれぞれ「枚」で数える。
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『search/#サーチ2』は2023年4月14日(金)、全国の映画館で公開。