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ロバート・ダウニー・Jr.、消えた『シャーロック・ホームズ』映画を捜索へ ─ 映画保存プロジェクトの名誉会長に就任

ロバート・ダウニー・Jr.
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14802403202/

映画『シャーロック・ホームズ』(2009)『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』(2011)で主人公ホームズ役を演じ、シリーズ第3作の撮影を控えるロバート・ダウニー・Jr.が、消えた『シャーロック・ホームズ』映画を捜索する米国のプロジェクト「Searching for Sherlock: The Game’s Afoot」に名誉会長として就任したことがわかった。米The Los Angeles Timesが伝えている。

「Searching for Sherlock: The Game’s Afoot」は、アーサー・コナン・ドイル著の推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを原作とする、現在では消失したとされているサイレント映画などを捜索するプロジェクト。米UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)映画テレビアーカイブと、「シャーロキアン」と呼ばれる熱心な『シャーロック・ホームズ』ファンによって結成された「ベイカー街遊撃隊(Baker Street Irregulars)」が中心となって、消えた作品の捜索・復元にあたる。


UCLA映画テレビアーカイブのジャン=クリストファー・ホラック氏によると、サイレント期に製作されたアメリカ映画の80%以上は、フィルムの腐食やラベリングミス、火災などによって消失しているとみられる。これほどの事態は予測されておらず、現時点で、どれだけの『シャーロック・ホームズ』映画が今後発見される見通しなのかは不明。映画の存在については分かっているものの、コピーが現存するかどうかが定かでない作品がいくつもあるという。

ホラック氏いわく、「Searching for Sherlock: The Game’s Afoot」では、まず研究プロジェクトを実施して、現存する『シャーロック・ホームズ』映画の数や状態を確かめ、その後、作品の保存へと進む見込み。研究はアメリカ議会図書館やニューヨーク近代美術館のほか、歴史家やコレクター、イギリス・ドイツ・フランスなどの国立映画アーカイブの協力を仰いで行われる。UCLA映画テレビアーカイブでは、今後数年間のうちに、新たに復元された『シャーロック・ホームズ』映画の上映や配信を実現したいとのことだ。

過去の類似する調査では、ウィリアム・ジレット主演による1916年製作の映画『シャーロック・ホームズ(原題:Sherlock Holmes)』が2014年にフランス・パリで発見され、無事に復元されている。今回のプロジェクトでどれだけの作品が発見されるのか、“捜査”の進展を見守りたい。

ちなみに、ロバート・ダウニー・Jr.&ジュード・ロウ主演による『シャーロック・ホームズ』第3作(タイトル未定)は2021年12月22日に米国公開予定。監督には『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)最終監督や『ロケットマン』(2019)のデクスター・フレッチャーが就任した。

さらっと就任を認める監督のインタビューはこちら

Source: The Los Angeles Times

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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