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セバスチャン・スタン、『ルーマニアのフランケンシュタイン』に出演へ ─ 博士と怪物、一人二役に挑む

Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sebastian_Stan-64508.jpg | Remixed by THE RIVER

アベンジャーズ』シリーズや『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』『顔を捨てた男』(ともに2024、日2025)など話題作が続くセバスチャン・スタンが、新作映画でフランケンシュタイン役を演じることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

スタンがフランケンシュタインを演じるのは、映画『Frankenstein in Romania(英題)』で、日本語では「ルーマニアのフランケンシュタイン」の意。ルーマニアに生まれ、幼いころにアメリカへ移住したスタンにとっては、ふたたび自らのルーツに回帰する一作となる。

監督・脚本は『アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ』(2021)でベルリン国際映画祭の金熊賞に輝いた、ルーマニア人映画監督のラドゥ・ジューデ。かつてルーマニアに実在したCIAの秘密刑務所と、フランケンシュタインの伝説を融合させた物語になる見込みで、現在は脚本の執筆中。スタンはヴィクター・フランケンシュタイン博士と怪物の一人二役を演じる予定だ。

ジューデ監督によれば、以前からスタンとはお互いに共同作業への興味を示していたが、すぐにふさわしいアイデアを思いつかなかったとのこと。今回、フランケンシュタイン映画のアイデアを提案したところ、スタンが気に入ったことで企画が前進したようだ。ただし、ジューデは別の新作映画の撮影を控えているため、本格的な着手はしばらく先となる可能性がある。

なお、スタンも『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』やクリスティアン・ムンジウ監督『Fjord(原題)』の撮影を経て、現在は複数のプロジェクトが待機中。今後の作品には、ジャスティン・カーゼル監督の実話映画『Burning Rainbow Farm(原題)』、ヴァネッサ・カービー共演『Ruins(原題)』が控えるほか、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』にも出演するものとみられる。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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