バッキー役セバスチャン・スタン、ギリシャ舞台の恋愛映画に主演へ ― 『ラ・ラ・ランド』プロデューサーが製作

映画『キャプテン・アメリカ』シリーズのバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役や、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)などで知られる俳優セバスチャン・スタンが、ギリシャを舞台とした恋愛映画に主演することがわかった。米Deadlineが報じている。

このたびセバスチャンが主演映画として選んだのは、2016年にエディンバラ国際映画祭で外国映画賞を受賞した『Suntan(原題)』のアルギリス・パパディミトロプロス監督による『Monday(原題)』。自らがギリシャ・アテネの出身であるアルギリス監督によって、アテネやギリシャの島々を舞台に、自己破壊的なアメリカ人ふたりが恋に落ちる物語が描かれる。
本作でセバスチャンと共演するのは、テレビドラマや舞台を中心に活躍し、2017年の舞台『エンジェルス・イン・アメリカ』ではアンドリュー・ガーフィールドと共演したデニース・ゴフ。映画作品で主役級の人物を演じるのは本作が初めてだが、その演技が演劇界で高く評価される注目女優だ。
また本作で製作総指揮を務めるのは、『ラ・ラ・ランド』(2016)のプロデューサーとして頭角を現したフレッド・バーガー。脚本は劇作家として活躍するロブ・ヘイエスとアルギリス監督が共同執筆する。物語の詳細は不明だが、監督は「登場人物の激しい関係には、誰もが知っている要素がある」と自信をにじませた。
ちなみにセバスチャンは『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』以外にも、サミュエル・L・ジャクソンやクリストファー・プラマー、ウィリアム・ハートらと共演する『The Last Full Measure(原題)』、ニコール・キッドマン主演『Destroyer(原題)』、『We Have Always Lived in the Castle(原題)』と複数の出演作が待機中。いよいよ大ブレイク…!
映画『Monday(原題)』の劇場公開時期は不明。撮影は2018年夏、ギリシャにて実施されるという。
Source: Deadline
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