『ロード・オブ・ザ・リング』アンディ・サーキスが「力の指輪」を絶賛 ─ 「信じられないほど魅力的な作品」

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット 思いがけない冒険』(2012)でゴラム役を演じたアンディ・サーキスは、Amazonドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」を高く評価しているようだ。米Colliderのインタビューで同シリーズの感想を述べている。
J・R・R・トールキン著『指輪物語』に基づく「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は、映画版の数千年前を舞台に、中つ国の第二紀における悪の再来を描く物語。インタビューの中で「力の指輪」を観たか聞かれたサーキスは、次のように語っている。
「ええ、ちゃんと観ましたよ。一度このシリーズのルールを理解したら、3部作への忠実さや、オープニングのハワード・ショアによる3部作の音楽の雰囲気を感じられて、信じられないほど魅力的な作品だと思いました。本当に楽しく観ていました。
また僕は『ロード・オブ・ザ・リング』のオーディオブックの付録を朗読していたので、この作品がどこに向かっていくのか分かって良かったです。」
さらにサーキスは、「本当に助かりましたよ。というのも、これは内緒ですが、これから『シルマリルの物語』も朗読する予定なんです」と続け、また新たにトールキン作品の朗読を務めることを明かした。
『シルマリルの物語』は、『指輪物語』に先立つ壮大な神話物語集。トールキンの死後、彼の遺作を整理・編集した息子クリストファーによって出版され、創世から『ホビットの冒険』、『指輪物語』の時代にいたるまでの中つ国の歴史を描く。サーキスがトールキン作品の朗読を担当するのは、2020年の『ホビットの冒険』、2021年の『指輪物語』に続いてこれで3作目となる。
「力の指輪」を存分に楽しんだ後はオーディオブックの朗読で再び中つ国へカムバックするサーキスだが、直近ではスター・ウォーズ実写ドラマ「キャシアン・アンドー」に出演。ほかにも元祖“奇祭”カルトホラー『ウィッカーマン』のドラマ化を手掛けるなど、様々なプロジェクトが目白押しだ。
Source:Collider