ゴジラ実写ドラマ「モナーク」監督、『シン・ゴジラ』が一番好き「圧倒されました」 ─ 「今は『ゴジラ-1.0』が楽しみ」

ハリウッドが展開する「モンスター・ヴァース」における初のドラマシリーズ、「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」が2023年11月17日(金)よりApple TV+にて配信される。怪獣王・ゴジラにとっても初めての本格的なテレビ進出だ。
監督・製作総指揮を務めるマット・シャックマンは、幼少期からの『ゴジラ』ファン。THE RIVERのインタビューにて、初めて観たゴジラ映画は、東宝による初代『ゴジラ』(1954)だったと語った。「父と一緒に観たんです。家の古いテレビで、父とソファに座りながら……そのことは今でもよく覚えています。それ以来、僕はゴジラのファンになりました」。
当時、シャックマンはゴジラのオモチャでもよく遊んでいたそうだ。「プラスチック製のオモチャは、腕が飛び出したり、炎の舌が口から出たりする仕掛けで、当時のお気に入りだった」という。それだけに、本作で自らゴジラを撮れることは大きな喜びだったようだ。「(ゴジラへの)僕の愛情は、オモチャで遊んでいた頃まで遡ります。それが大人になった今、フィルムメイカーとして、とんでもなく大きな砂場で、そして壮大なスケールで遊べるようになりました」。

では、シャックマンが最も愛するゴジラ映画は? そう尋ねると、「正直に言うと『シン・ゴジラ』(2016)です」と答え、「デザインやストーリーが素晴らしく、政治的な複雑さも良くて、圧倒されました。とてもスマートな映画だと思います」と熱弁。「今は『ゴジラ-1.0』を観るのが楽しみ」とも話してくれた。
「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」は、2023年11月17日(金)にApple TV+で第1話・第2話が世界配信され、その後1月12日まで、毎週金曜日に新エピソードが配信される。マット・シャックマンへのインタビュー全文は、11月20日にTHE RIVER掲載予定。

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