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【ネタバレ】『シャザム!』のカメオ出演者たち ─ DC映画キャスティング&撮影秘話も

シャザム!
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

DCコミックス原作映画『シャザム!』は、いくつものサプライズを伏せたまま劇場公開を迎えた。ここでは、劇場用パンフレットにも記されていない“本物のサプライズ”を振り返っていきたい。まだ本編を観ていないという方は、必ず映画館へ足を運んでから…!

この記事には、映画『シャザム!』の重大なネタバレが含まれています。必ず本編をご鑑賞後にお読みください。


シャザム!
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
シャザム!
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

魔法の言葉「シャザム!」で変身

『シャザム!』の主人公ビリー・バットソンは、魔法の言葉「シャザム!」と叫ぶだけで、筋骨隆々、稲妻を操り、高速で駆けて空を飛ぶスーパーヒーローに変身する。ひょんなことから魔術師と出会って能力を授かったビリーは、ドクター・シヴァナや「七つの大罪」との激闘の末、窮地を乗り切るべく“正統派の奇策”に出るのだ。それは血縁関係こそないものの、確かに支え合う家族同士である義理の兄弟たちと力を合わせ、そして力を分け合うという方法。「シャザム!」の一言で、ビリーを除いた5人の兄弟も“中身はコドモ、身体はオトナ”のスーパーヒーローに変身するのである。

映画の終盤に至って、『シャザム!』の主要人物である子どもたちは、揃ってオトナの姿になってヴィランと戦った。まずは、それぞれの役どころに起用された俳優陣をそれぞれ紹介していこう。

主人公ビリー・バットソンの相棒となったフレディを演じたのは、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のジャック・ディラン・グレイザー。ヒーローとしての姿は、ドラマ「The O.C.」(2003-2007)や「スタートアップ」(2016-)のアダム・ブロディが演じた。

シャザム!
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

頼れる最年長の姉、メアリー役は、デビッド・F・サンドバーグ監督とは『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)に続いてのタッグとなったグレイス・フルトン。ヒーロー姿は、ドラマ「HAWAII FIVE-0」(2010-)キャサリン・ロリンズ役のミシェル・ボースだ。

ビリーがシャザムであるという事実をフレディに次いで知ってしまう妹ダーラは、ドラマ「THIS IS US」(2016-)からの抜擢となったフェイス・ハーマンが演じた。もちろん身体だけオトナになっても口数は多いのだが、そちらは『ストンプ・ザ・ヤード』(2007)のミーガン・グッドが担当。ハリウッド実写版映画『モンスターハンター(邦題未定、原題:Monster Hunter)』にも出演している。

ダーラに次ぐ年少者で、メガネをかけたゲーム好きのユージーン役は、『僕のワンダフル・ジャーニー』(2019年9月公開)への出演も判明しているイアン・チェン。ドラマ「フアン家のアメリカ開拓記」(2015-)にも出演しているが、本作が映画初出演となる。ヒーローとしての姿は、人気のNetflixドラマ「13の理由」(2017-)ザック役のロス・バトラーが演じた。

そして、太っちょで無口なペドロ役は、いくつものテレビドラマや映画で子役として活動してきたジョバン・アルマンドが起用された。趣味の筋トレが実ったようなマッチョなビジュアルのヒーロー姿は、『G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013)やドラマ「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」(2014-2016)のD・J・コトローナが務めている。

シャザム!
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

オトナ俳優のキャスティング&制作秘話

デビッド・F・サンドバーグ監督によれば、『シャザム!』のキャスティングは「子どもたちを先に決めて、それから見た目の似ている俳優を探した」とのこと。しかし、子どもたちが全員変身するという終盤の展開はコミック読者にはおなじみだが、多くの観客にとっては映画のキモといっていいサプライズ。情報の流出を防ぐため、オーディションには特殊な方法が採用されたという。

それぞれの役柄のため、映画には存在しないシーンを実際に執筆しました。オーディションに来た人たちには、自分がスーパーヒーローの役だとはわからないようになっていたんです。キャラクターの特徴をつかんだ日常的な場面でしたね。たとえばダーラ役のミーガン・グッドには、少女が運転免許の試験を受けるシーンを読んでもらいました。彼女はおしゃべりな役ですしね。(オーディションの様子は)ブルーレイか何かに入れられたらと思ってます。最高の俳優たちが楽しい演技をしていますからね。」

メアリー役のミシェル・ボースの場合、オーディションの内容は「3ページぶんのセリフを踊りながらしゃべる」というものだったという。どんな役柄なのか、どんなダンスなのかもわからないまま、YouTubeを利用して『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)の一部を覚えてオーディション会場で演じてみせ、合格の通知をその3ヶ月後に受け取ったという。

ミシェルによれば、ヒーローに変身して「7つの大罪」との戦闘を繰り広げるシーンは「たくさん撮って、全員たくさんカットされた」とか。劇中でヒーローになったメアリーは「笑いながらモンスターを殴ったり、いたぶったりしていた」といい、歌やダンスの要素はアクションシーンに現れていたという。「今となってはオーディションも納得できます。ティーンエイジャーみたいに楽しそうな演技ができる俳優を求めていたんだと思うんです」

またデビッド監督は、ヒーロー姿にキャスティングした俳優に隠されていた思わぬ“DC映画との縁”を明らかにしている。フレディ役のアダム・ブロディ、ペドロ役のD・J・コトローナは、かつてジョージ・ミラー監督が企画を進めていた実写映画版『ジャスティス・リーグ:モータル(Justice League: Mortal)』にキャスティングされていたのだ。「(当時は)アダムがフラッシュ、D・Jがスーパーマンの予定でした。後から気付いて、“うわっ、やっと彼らがDC映画のスーパーヒーローを演じられるんだ!”って言っていたんですよ」

ところで、『シャザム!』では決して出番の多くなかったヒーロー姿の兄弟たちは、いずれ作られるだろう続編、あるいはその後の作品にも継続して登場することになりそうだ。たとえばミシェルの場合、早くもDC映画5作品への出演契約を済ませているというのである。

映画『シャザム!』は2019年4月19日(金)より全国公開中

『シャザム!』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/shazam-movie/

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Sources: SR, THR, CBR, Parade

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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