『シャザム!』続編、前作から2年後が舞台 ─ ビリーはシャザムファミリーのリーダーに

DCコミックスによる『シャザム!』(2019)の続編、『シャザム!:フューリー・オブ・ザ・ゴッズ(原題:Shazam!: Fury of the Gods)』はどうやら前作から2年後が舞台となるようだ。
『シャザム!』は、魔法の言葉を叫ぶと、筋肉隆々で大人の体のスーパーヒーロー、シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)に変身できるひとりの少年を描いた作品。続編の撮影は、2021年5月末から準備が始まり、9月頭に終了した。10月17日に開催されたばかりのDCファンドームでは、メイキング映像が早くも公開され、ヴィランのヘレン・ミレンらがコスチューム姿で登場し、ファンのあいだで大きな話題を呼んだ。
ストーリーの詳細は依然として謎に包まれたままだが、DCファンドーム・チャイナにてザッカリー・リーヴァイが、前作から2年が経過した世界を描く物語になることを予告している。シャザムに変身する前の少年、ビリー・バットソン(アッシャー・エンジェル)は前作では15歳だったようで、続編では17歳になっているという。
アッシャー・エンジェルは現在19歳で、前作が公開されたときは16歳だった。撮影していた頃はさらに若かったに違いない。役者の年齢を鑑みても物語が数年後になるのは必然的とも言えそうだ。さらにリーヴァイによると、2年間での泥棒や犯罪者たちとの戦い経て、ビリーはシャザムファミリーのリーダーになっているとのことだ。ビリーの成長ぶりと活躍に期待しよう。
キャストはザッカリー・リーヴァイ&アッシャー・エンジェルのほか、ジャック・ディラン・グレイザー、フェイス・ハーマン、アダム・ブロディ、ミーガン・グッド、グレイス・フルトン、ロス・バトラーらが前作から続投。新キャストにはヘレン・ミレンをはじめ、『チャーリーズ・エンジェル』『キル・ビル』シリーズなどのルーシー・リュー、『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが名を連ねている。
映画『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』は、2023年6月2日に米国公開予定。