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DC映画『シャザム!』悪役に『キングスマン』マーリン役マーク・ストロングが正式決定

Photo by Siebbi ( http://www.ipernity.com/doc/siebbi/10197224 ) Remixed by THE RIVER

ワーナー・ブラザース&DCコミックスが製作する映画『シャザム!(原題:Shazam!)』の悪役に、『キングスマン』シリーズのマーリン役で知られるマーク・ストロングが正式決定したことがわかった。マーク本人がインタビューにて明らかにしている。

本作『シャザム!』の主人公、少年ビリー・バットソンは、「シャザム!(Shazam!)」と唱えることで圧倒的な強さと知性、意志を誇る最強のスーパーヒーロー・シャザムに変身する。このヒーローの特徴は、変身前のビリーと変身後のシャザムの容姿が大きく異なること。
ヒーローとしての大人の姿、シャザムを演じるのは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014)や『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のザッカリー・リーヴァイだ。

『キングスマン』マーリン、今度はマッド・サイエンティストに

幅広いジャンルの映画で実力と個性を発揮してきたマーク・ストロングが『シャザム!』で演じるのは、主人公シャザム!の宿敵となるマッド・サイエンティストのドクター・シヴァナ役。マークが本作の出演交渉に入っているという情報は2017年11月に伝えられていたが、ヴィランを務めることが確かとなったのは今回が初めてである。

Contact Musicのインタビューに登場したマークは、2011年『グリーン・ランタン』でシネストロ役を演じたことに触れつつ、DCコミックスのキャラクターを再度演じられる喜びを語っている。

「ドクター・シヴァナという邪悪な男を演じます。(DCのキャラクターは)演じていて楽しい、最高の人物たちですよね。『グリーン・ランタン』でシネストロを演じたんですが、どちらかといえばいい映画だったのに、スタッフの望み通りにならなかったんです。だから、DCでの仕事は終わっていないと感じてきました。あの作品でも僕は悪役を演じていて、2作目でさらに悪いヤツになるはずだったんですが、それが実現しなかったんですよ。その機会を『シャザム』で掴みたいと思います。」

こう熱弁するマークは、ドクター・シヴァナ役を演じるべくトレーニングの最中だ。劇中のスタントはなるべく自分自身でこなしたいという彼は、「自分で空中を飛び回ったり、手から電気を発射したりするつもり」と気合い十分の様子である。

主演のザッカリー・リーヴァイは、本作について、12歳の少年が突然30歳に成長してしまうコメディ映画『ビッグ』(1988)を引用して「僕なりの『ビッグ』になりますよ」と語っていた。劇中では悪役として彼に対峙するマークも、その思いは同じのようである。

「愉快な映画です。少年がスーパーヒーローになれる、でも彼は少年のまま。つまり、『ビッグ』や『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016-)の要素があるわけですよ。元々は1940年代に人気だったコミック版『スーパーマン』からきてるんだと思いますしね。」

ちなみにマークによれば、『シャザム!』の脚本は厳重に扱われており、透かし入りのファイルで現在位置の追跡が可能になっていたという。しかも「20秒読むのをやめると文字がボヤけてくるので、また読み始めなきゃいけない」という恐ろしい仕様だったとか……。

映画『シャザム!』は2019年4月5日に米国公開予定。監督はデヴィッド・F・サンドバーグが務める。

Source: http://www.contactmusic.net/mark-strong/news/mark-strong-spills-on-shazam-secrecy_5955962
Eyecatch Image: Photo by Siebbi ( http://www.ipernity.com/doc/siebbi/10197224 ) Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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