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ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力告発を完全映画化、『SHE SAID/シー・セッド』日本公開決定

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
© Universal Studios. All Rights Reserved.

ハリウッドを代表する映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力を告発し、#MeToo運動に火をつけたジャーナリストたちの実話を完全映画化した『She Said(原題)』が、邦題『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』として2023年1月13日(金)に公開されることが決定した。

米The New York Timesの記者、ミーガン・トゥーイー&ジョディ・カンターが取材・報道したスクープ記事が世界に衝撃を与えたのは、ちょうど5年前の今日である2017年10月5日のこと。ハリウッドにおける性的暴行というテーマについて、数十年にわたる沈黙を打ち破り、アメリカ文化を永遠に変えるきっかけとなった。記事は翌年、ジャーナリズムの権威であるピューリッツァー賞を受賞し、やがてベストセラーとなった。

本作はベストセラー・ノンフィクション『その名を暴け―#MeToo に火をつけたジャーナリストたちの闘い―』(新潮社)の映画化作品で、早くもアカデミー賞有力候補として大きな注目を集めている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)『恋に落ちたシェイクスピア』(1998)『英国王のスピーチ』(2010)などの名作を手がけ、“神”とも呼ばれた映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行事件を告発したスクープ記事は、業界や国を超え、世界中の性犯罪・セクシャルハラスメント被害の声を促した。

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映画化にあたっては、調査報道の影響力を世に知らしめた記事をめぐり、誹謗中傷を浴び、取材対象者から拒否されながらも、妥協することなく真実を追って取材を続けた記者と編集者の姿をつぶさに描くとともに、犯行を続ける捕食者を止めるべく名乗り出た、ワインスタインの被害を受けたサバイバーと目撃者たちの勇気を浮き彫りにしていく。

ふたりの女性記者を演じるのは、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)も記憶に新しいキャリー・マリガンと、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)のゾーイ・カザン。共演は「シャープ・オブジェクツ」(2018)のパトリシア・クラークソン、「ブルックリン・ナイン-ナイン」(2013-2021)のアンドレ・ブラウアー、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)のジェニファー・イーリー、そして『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)のサマンサ・モートン。

監督を務めたのは、Netflixシリーズ「アンオーソドックス」(2020)が評価されたマリア・シュラーダー。脚本は「スモール・アックス」(2020)や『イーダ』(2013)のレベッカ・レンキェヴィチが執筆した。製作総指揮は俳優ブラッド・ピットが務め、ピット率いる製作会社プランBとアンナプルナ・ピクチャーズが製作した。

映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は、2023年1月13日(金)全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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