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大量破壊兵器は本当に存在するのか? イラク戦争の疑惑描く『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』3月公開 ― ウディ・ハレルソン主演

記者たち~衝撃と畏怖の真実~
© 2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『スタンド・バイ・ミー』(1986)や『最高の人生の見つけ方』(2007)のロブ・ライナー監督による最新作、映画『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』が2019年3月下旬よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショーとなる。

本作はイラク戦争の大義名分である「大量破壊兵器」の存在に疑問を持ち、真実を追い続けた実在の記者4人の奮闘を描くストーリー。このたび本編写真があわせて公開されているほか、字幕監修をジャーナリストの池上彰氏が担当することが決定した。

追いかけ、調べ、書いた。大切な人たちの明日を守るために―

2002年、ジョージ・W・ブッシュ米大統領は、イラクが核兵器をはじめとする大量破壊兵器を開発および保持していると非難。イラク侵攻が始まろうとする中、アメリカ国内でも愛国心が強まっていった。地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局の記者ジョナサン・ランデーとウォーレン・ストロベルは、その情報に疑問を持ち、証拠を探り真実を暴こうと取材を続けていく。

NYタイムズやワシントン・ポストなどの大手新聞社が政府による情報を信じて報道を続ける中、ナイト・リッダー社だけは信念を貫き、「それは真実なのか」と問い続けるも、異なる意見を排除しようとする波に押され次第に孤立していくのだった。そして2003年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由に、イラクを武装解除し世界を危険から守るため、“衝撃と畏怖”作戦を実行する決定を下すのだった。

ナイト・リッダー社の記者ジョナサン・ランデーを演じるのは、『スリー・ビルボード』(2017)や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)、『ヴェノム』(2018)などの話題作に出演が続くウディ・ハレルソン。『魔法にかけられて』(2008)や『ヘアスプレー』(2007)、『大統領の執事の涙』(2013)のジェームズ・マースデンが、同じく記者のウォーレン・ストロベルを演じている。
また元従軍記者のベテランジャーナリスト役におなじみのオスカー俳優トミー・リー・ジョーンズのほか、ジョナサンの妻役にミラ・ジョヴォヴィッチ、ウォーレンの恋人役にジェシカ・ビールといった豪華キャストが実現した。

監督を務めたのは、近年では『LBJ ケネディの意志を継いだ男』(2016)でケネディ暗殺後に公民憲法制定に奔走するリンドン・B・ジョンソンを描いたロブ・ライナー。「イラク戦争が起きた当時から、このテーマで映画化を考えていた」といい、自らナイト・リッダー社ワシントン支局長として出演。
なお、このたび本作で監督人生34年目の初来日が決定。「最新作が日本で公開されると聞き、大変嬉しく、とても興奮しています。来年(2019年)1月末に予定している、人生初めての日本への旅をとても楽しみにしています」とのコメントを発表している。

記者たち~衝撃と畏怖の真実~
© 2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』ストーリー

2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領はサダム・フセイン政権を倒壊させようと「大量破壊兵器の保持」を理由にイラク侵攻に踏み切ることを宣言。イラク戦争が始まろうとしていた。アメリカ中の記者たちが大統領の発言を信じ報道するなか、新聞社ナイト・リッダーの記者であるジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)とウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)はその発言に疑いを持ち真実を報道するべく、情報元を掘り下げていく……。

映画『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』は、2019年3月下旬よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー

『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』公式サイト:http://reporters-movie.jp

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THE RIVER編集部THE RIVER

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