「SHOGUN 将軍」は「かなり多く」の未公開シーンがある？ ─ エクステンデッド版の可能性にエディターが言及

ジェームズ・クラベルのベストセラー小説を、ハリウッドが新たに映像化した戦国ドラマ「SHOGUN 将軍」。原作は1000ページを超える重厚な長編であるため、全10エピソードに収めるために「かなり多く」のシーンがカットされていたようだ。編集を担当したマリア・ゴンザレスとアイカ・ミヤケが、米Comicbook.comの取材で語っている。

「どのシーンがカットされたか、間違いなく把握しています。私たちが編集しましたからね！（笑）」とゴンザレス。その上で、未公開シーンを含むエクステンデッド版の制作については「誰も話したことはないと思います。でも興味深いですね」とコメント。編集でカットされたシーンは「かなり多くある」と明かした。

では、将来的にエクステンデッド版をリリースすることは実現可能なのだろうか？この質問に対し、ゴンザレスは「もちろん」と回答。「編集の有無は別として、どのシーンも部分的にカットされています。セリフの面でも、多くのシーンが実際にカットされました」。とはいえ、「こういった別バージョンが日の目を見ることはないと思います」と自身の考えを語った。

その上でゴンザレスは、「間違いなく、カットされたシーンの中には、皆さんが楽しめるようなシーンもありました」とコメント。ミヤケも「本当に素晴らしいシーンがいくつかあったので、カットするのは本当に悲しかったです」と残念な気持ちをにじませた。

なお「SHOGUN 将軍」は配信以来、世界中で高い評価を得ており、原作小説への関心も高まっている。もしエクステンデッド版が公開されたら、この勢いはますます高まりそうだ。

Source:Comicbook.com