「将軍 SHOGUN」シーズン2、2025年秋撮影目標 ─ 「第1話で驚いて」「虎永が日本のリーダーに」

ドラマ「SHOGUN 将軍」シーズン2が、2025年秋の撮影開始を目指して進行中であることがわかった。主演・製作の真田広之が米Varietyの取材にて明かした。
ジェームズ・クラベルの小説に基づく「SHOGUN 将軍」は、当初は1シーズン限りのリミテッド・シリーズとして製作されたが、作品の絶賛を受けて2024年5月にシーズン2の製作が決定。2025年1月には、ショーランナーのレイチェル・コンドウが「現在進行中です。6週間後には脚本家ルームも完了します」と述べ、2月半ばにも脚本作業が終了予定であることを明かしていた。
今回、真田は「(シーズン2の撮影は)今年の秋を目指しており、脚本家ルームが懸命に作業を進めています。(シーズン1から)キャストの半分が続投し、あとの半分は新しい顔ぶれになります。今は最高のスタッフを探しているところでもあります」と語った。
同じくショーランナーのジャスティン・マークスは、米Deadlineにて脚本作業が順調であることを報告。「10話ぶんの作業がほとんど終わり、今は最終話の作業中です。おかげで、どうやって撮影するかを考えられるようになります」と語り、「今の計画に興奮しています。何よりも、第1話の大胆なアイデアに驚いてほしい」と予告した。
ちなみに真田は、「シーズン1で吉井虎永は将軍になりませんでした。彼が日本のリーダーになるところを見られることが私の望みです」と期待を寄せている。
シーズン1はコロナ禍のため日本での撮影を断念し、全編をカナダ・バンクーバーにて撮影。ただしシーズン2では日本でのロケ撮影も計画されているようで、真田は以前、「せめて日本で少しでも撮影できれば」と話していた。
「SHOGUN 将軍」はディズニープラスで配信中。シーズン1はエミー賞で歴代最多18部門、ゴールデングローブ賞で最多4部門、クリティクス・チョイス・アワードで4部門、テレビ批評家協会賞で4部門を受賞。全米で獲得した賞の総数は70にのぼる。
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