「SHOGUN 将軍」シーズン2、クランクイン目前の真田広之に直撃 ─ 「もうすぐ撮影が始まる、信じられない」
「シーズン1、ありがとうございました」。香港で開催された「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー 2025」の後、THE RIVERの単独取材に応じた真田広之は述べた。「SHOGUN 将軍」シーズン1配信前に都内でもインタビューを実施したが、今度はシーズン2だ。
エミー賞では歴史上最多18冠。ハリウッド製作だが、日本の時代劇が世界を席巻した。「シーズン1のプロモーションをしている時は、まさかシーズン2があるとは思っていなかった」と真田は笑みをこぼす。「世界的な評価を得た後に、その期待に応えてシーズン2をやろうということになりまして」。
「当初は、シーズン1で終わるつもりでいた」。ジェームズ・クラベルによる原作小説は、すでにシーズン1で全て描き切った。ここから先は未開の地だ。
「原作も使い切ったし、本当にいけるんだろうかという思い。シーズン2を決意したのは、『SHOGUN 将軍』というプラットフォームを、スタッフ・キャストも含む日本の素晴らしい才能を世界に紹介できる貴重な場として残すべきではないかと思ったからです。」

すでに真田は、撮影地カナダ・バンクーバーを行き来する日々を過ごしているという。
「気が付いたら、スタートしていた。エキストラの方々の訓練とか、スタッフとのミーティングも重ねて、来年(2026年)の1月にはクランクインするというところまで来てしまって。
本当に、気がついたらここにいた。そしてもうすぐ、撮影が始まるんだという、自分でも信じられない。嬉しい気持ちと、色々入り混じっている状況ですね。」
原作小説はないが、史実はある。シーズン1で真田が演じた吉井虎永は徳川家康がモデルで、「関ヶ原の戦い」に至る激動の戦国史をフィクションに置き換えた。
シーズン2でも、シーズン1のテイストを踏襲する、と真田は話す。「史実がこうだから、という制約はあまり与えないようにして、自由に書いて、膨らませてほしいという思いを(脚本家チームに)託しました。今回もシーズン1同様、史実には基づいたりモデルもいるんですが、歴史を知っている方でも、“え!そうきたか!”という意外性や捻りを散りばめている。シーズン1のファンの方も、原作がない中でどう進んでいくんだろう、というところに良い形で応えられればという思い。脚本作りも、大詰めに来ているところです」。
「SHOGUN 将軍」シーズン1はディズニープラス スターで独占配信中。シーズン2は2026年1月より撮影開始。真田広之への単独インタビュー記事は後日フル掲載する。
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