「SHOGUN 将軍」真田広之、主演の心構えはキアヌ・リーブスを参考にした ─ 「これぞナンバーワンになる術」

ドラマ「SHOGUN 将軍」は、長年ハリウッドで活動してきた真田広之にとって初めてプロデューサーを務めた一大プロジェクト。およそ1年かけてカナダ・バンクーバーで行われた撮影では妥協を一切許さず、日本を正しく描写するために完璧を追い求めた。
そんな真田には、主演と製作を兼任するにあたってのロールモデルとなったハリウッド俳優がいたという。『47RONIN』(2013)と『ジョン・ウィック コンセクエンス』(2023)で競演したキアヌ・リーブスだ。真田は米Vanity Fairでキアヌとの仕事を振り返り、そのプロフェッショナルな姿を語っている。
「キアヌとは2度ご一緒しました。主演と製作を兼任されていましたが、彼は自分の仕事に集中し、最善を尽くそうとしていました。自分や他の方にも厳しくされていた。ごくごくシンプルなことですが、感銘を受けました。これぞ、ナンバーワンになる術なのだと信じています。彼の現場での振る舞いにはたくさん影響を受けました。」
ハリウッド初の主演の座、真田は「“プレッシャー”ではなく、“責任”を感じた」と語る。「プロデューサーとしてのプレッシャーはもっと大きかったですね」。しかし、ひとたび撮影が始まってしまえば、「そうしたプレッシャーを忘れてしまい、とにかく毎日が楽しかった」という。「特に演技をしている時は、私にとっては褒美のようなものです。俳優としてよりもプロデューサーとしての方がはるかにたくさんの時間を一瞬一瞬費やしましたが、演技をしている時は自由に、リラックスして楽しむことができました」。
その真田は今や、ハリウッドの後輩たちから慕われる立場だ。按針役を演じたコスモ・ジャーヴィスも「優れたリーダーだった」と現場での真田に敬意を示している。「彼は作品の全側面に気を配っていました。特に僕のような若い俳優にとってはとても尊敬できるお方です」。
「SHOGUN 将軍」はディズニープラスの「スター」で独占配信中。
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Source:Vanity Fair,Screen Rant
























