『スパイダーマン:クローン・サーガ・オリジナル』発売 ─ 賛否両論の超大作を日本独自編集
ShoPro(小学館集英社プロダクション)より、マーベル邦訳アメコミの新刊『スパイダーマン:クローン・サーガ・オリジナル』が2023年7月21日より発売となった。
90年代に発表され、今なお語り継がれるスパイダーマンの大長編。重要エピソードとダイジェストで構成した日本独自編集版『クローン・サーガ』が満を持して邦訳。ついに紐解かれる複雑怪奇な物語を目撃せよ!
「本作が、なぜこんなにもスパイダーマンファンの間で賛否を呼んでいるのか?」ということについては、簡単にはまとめられそうもないので、別の機会に譲るとして……とにかく驚くべきは、そのボリューム。
この『クローン・サーガ』、すべてのエピソードを網羅しようとすると、『Spider-Man: The Complete Clone Saga Epic Book』全5巻、『Spider-Man: The Complete Ben Reilly Epic Book』全6巻、あわせて計5,000ページ近くを読み通さなければならない、というあまりに長大な物語なのだ。
そこで、本書『スパイダーマン:クローン・サーガ』は、その5,000ページ近い中から、特に重要なエピソードのみをピックアップし、あいだのエピソードはダイジェストにして補完することで、エッセンスのみを全464ページにまとめた。
本書の主人公の名は、ベン・ライリー。『スパイダーマン:クローン・サーガ・オリジナル』で、ジャッカルによって生み出されたピーター・パーカーのクローンだ。
自分が持っている記憶や人格は、すべてピーター・パーカーのものであり、自分は何者でもなく、存在すらしない人間である、という事実を突きつけられたベンは、己の存在意義に苦悩していた。
やがてベンは、ピーター・パーカー本人とも再会を果たすが、自分のクローンが生きていた、という事実に戸惑うピーターは、当初激しく反発。
そして、ピーター・パーカーと同じくヒーローとしての使命を果たすことを選んだベン・ライリーは、「スカーレット・スパイダー」として活躍することになるのだが……?
90年代に賛否両論を巻き起こし、今なお伝説として語り継がれる問題作『クローン・サーガ』。「これを読まずして、スパイダーマンは語れない」と言っても決して過言ではない一冊だ。クローン・サーガは特設ページも公開中。
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