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M・ナイト・シャマラン、最新作『ノック 終末の訪問者』にキャリア最高の満足 ─ 「自分の大好きなものが詰まっている」

ノック 終末の訪問者
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『シックス・センス』から20年あまり、異才M・ナイト・シャマランは独自色豊かな作品群をコンスタントに世に送り出してきた。精力的に映画製作を続けるシャマランにとって、自身の作品で最もお気に入りの一本はどれなのだろう?

代表作『シックス・センス』のほか、『アンブレイカブル』(2000)『スプリット』(2016)など数々の人気作を持つシャマランは、The Hollywood Reporterインタビューで「自身のベスト作品はどれですか?」と問われると、「宣伝のように聞こえるでしょうが、『ノック 終末の訪問者』には自分の大好きなものがたくさん詰まっています。ピースがうまく繋がっている。それを映画の神に委ねなくてはいけない時もあるものですが」と最新作への自負を口にした。

『ノック 終末の訪問者』は、森の中にあるキャビンで休暇を楽しんでいる家族のもとに、謎の訪問者が現れ、世の終わりを回避するためにと“究極の選択”を迫るというあらすじだ。予告映像では訪問者のリーダー格と思しきレナード(デイヴ・バウティスタ)の威圧感に思わず気圧されてしまうが、一体どんな展開なのか全く想像できないのがまさしくシャマランらしい。

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一方、シャマラン自身が考える「最も誤解されている映画」は『レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006)。「独自のトーンがある、独特の響きがある作品」と形容し、こちらも同じく「ただ自分が好きなものを作った」というが、そのせいか興行面では大きな苦戦を強いられた。ただし一部では熱狂的支持を得ており、「私の映画で最も観られていない作品ですが、みなさんが熱い思いをもって私に話をしてくださいます」とも語られている。

ちなみにシャマランは、「マーティン・スコセッシやリドリー・スコットのように、ずっと映画製作を続けようと思いますか?」との質問には「そうだといいですね」と回答。「僕は単に良いものを作りたいのではなく、本気で挑戦してリスクを感じたい。“命綱なし”が一番いいんです。年を取ってから、“命綱なし”をやるだけの力があるかどうか」

映画『ノック 終末の訪問者』は2023年4月7日(金)より全国ロードショー。

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Source: The Hollywood Reporter

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THE RIVER編集部THE RIVER

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