『罪人たち』アカデミー史上最多ノミネートに「まだ消化しきれない」主演マイケル・B・ジョーダン

ライアン・クーグラー監督、マイケル・B・ジョーダン主演『罪人たち』が、2026年アカデミー賞(第98回)にて、史上最多となる16部門ノミネートを果たした。ジョーダンがThe Hollywood Reporterに向けて、記録的ノミネートへの心境を明かしている。
『ブラックパンサー』シリーズのクーグラーとジョーダンが再タッグを組んだ『罪人たち』は1930年代のミシシッピ州の田舎町を舞台に、双子のスモークとスタック(ジョーダンが一人二役)が、吸血鬼たちとの闘いに巻き込まれる物語。前例のない異色作は全米で大ヒットを博した後、日本でも2025年6月より緊急劇場公開となった。
本国では早い段階でアカデミー賞候補と話題を集めていた。蓋を開ければ、作品賞、主演男優賞を始めとする歴史的16部門ノミネート。これまでの最多記録「イヴの総て」(1950)「タイタニック」(1997)「ラ・ラ・ランド」(2016)の14部門を上回ることとなった。
自身もキャリア初となるアカデミー賞ノミネートとなったジョーダンは「この業界に長年携わってきました。アカデミー賞や他の俳優たち、そして生涯にわたり憧れ、刺激を受けてきた映画製作者たちを見続け、尊敬してきました。そうした会話や、仲間の中にいられることには、団結するような感覚があります」と語る。
史上最多ノミネートと知ったときの気持ちを尋ねられると、「正直、まだ消化しきれないです。これら全ての要素が注目され、認められ、ノミネートという形で称えられるなんて、今の僕には言葉で表すのが本当に難しいんです」と興奮冷めやらぬ様子。
『罪人たち』はあえてジャンル分けするとすればホラー、スリラーに区別されるかもしれないが、歴史映画や風刺映画、そして音楽映画としての側面もある。また「ヴァンパイアもの」では説明しきれない多様なテーマを描く、奥深い作品にもなっている。
自らの主演男優賞ノミネートとともに、共演のウンミ・モサク、デルロイ・リンドーがそれぞれ助演女優賞、助演男優賞にノミネートされたことも、ジョーダンはこの上なく嬉しいと大喜びしている。
コロナ禍から停滞していた劇場での映画鑑賞についても「アーティストたちに機会とチャンスと空間と支援が与えられたら、人々を映画館に引き戻すような映画体験を提供できる」と言及し、「その動きの一端を担い、貢献に加われることは、本当に素晴らしいことです」とコメント。クーグラーのビジョンを支持し、共に大きな賭けに出てくれたプロデューサー陣やワーナー・ブラザーズにも謝辞を述べている。
2026年(第98回)アカデミー賞発表は日本時間3月16日朝9時より。ノミネート作品の一覧はこちら。
※Amazon のアソシエイトとして、THE RIVERは適格販売により収入を得ています。
▼ 『罪人たち』の記事

2026年アカデミー賞ノミネート一覧(第98回) ─ 『罪人たち』歴代最多16部門、『ワン・バトル・アフター・アナザー』が続く 日本からもエントリー! 
『ブラックパンサー』故チャドウィック・ボーズマン、『罪人たち』に影響 ─ 「ああ、監督は喪失から立ち直りきっていないのかもしれない」 すべては繋がっている 
マーベル、『ブレイド』衣装を使わなかったので『罪人たち』に売った ─ 「ほぼ原価で買取させてもらった」 同じ時代を扱っていた? 

『ゴジラxコング』続編で人間ドラマ強化 ─ 「共感できるキャラクターで観客の心を動かす」 名優が揃いました 


『罪人たち』続編計画ナシ ─ 『ブラックパンサー』監督、「シリーズものから離れたかった」 完全オリジナル脚本は12年ぶり!
Source:The Hollywood Reporter





























