『キングコング』『トゥームレイダー』Netflixで新アニメ化決定

米レジェンダリー・テレビジョンが、『キングコング:髑髏島』(2017)と、人気ゲーム『トゥームレイダー』に基づく新作アニメをそれぞれ製作することがわかった。Netflixで配信になるという。米Deadlineが伝えた。
キングコングのアニメ「Skull Island(原題)」は、モンスターバース『キングコング:髑髏島の巨神』の「新章」になるという。遭難したキャラクターたちが、コングをはじめとする巨獣ひしめく髑髏島から脱出する冒険が描かれる。
コングは米2021年3月、怪獣王ゴジラとのドリームマッチを控えている。報道ではこの新作アニメが、『ゴジラ VS コング』の「怪獣たちや神話の物語に続く」ものと伝えられているが、これが『ゴジラ VS コング』後の時系列になることを示しているかは釈然としない。
脚本と製作総指揮は『アンダーウォーター』(2020)ブライアン・ダッフィールド。アニメ製作は「悪魔城ドラキュラ ―キャッスルヴァニア―」などのPowerhouse Animationが手掛ける。

一方の『トゥームレイダー』は、ゲームのリブート版3部作(2013年の『トゥームレイダー』、2015年の『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』、2018年の『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』)のその後を描く内容。『トゥームレイダー』といえばアリシア・ヴィキャンデル主演で2018年に新シリーズ『トゥームレイダー ファースト・ミッション』が登場し、続編も進行中だ。ただしこの新作アニメはゲーム版に連なるようだから、実写映画との関連性はわからない。
脚本と製作総指揮は「ウィッチャー」の前日譚ドラマ「The Witcher: Blood Origin(原題)」の新鋭ターシャ・フオ。『ソニック・ザ・ムービー』(2020)製作のディミトリ・M・ジョンソンも加わる。
お詫びと訂正:
記事初出時より、『トゥームレイダー』に関する情報を訂正しました。新作アニメについて、ゲームの「第1作から25年後のララ・クロフトを描く」という表記を削除しております。お詫びして訂正いたします。
Source:Deadline