【ネタバレ】『スカイライン』第4作が始動中、監督が認める ─ 『エイリアン2』オマージュネタも

それから、小規模のインデペンデント企画ですけど、かなりいい感じのホラー映画の企画もあります。あと、大規模なアクション・ホラー映画の企画もあって、こっちはここ数年ぐらい実現に向けて頑張っています。『ブレイド』1作目みたいな雰囲気です。
こんな感じで、常に色々な企画を準備しています。アクションでもホラーでもSFでも大好きで、できるなら『スカイライン』みたいな、全部詰まったやつがいいですね。
── 『スカイライン』は3部作だって聞いていましたけど、4作目も準備中なんですね!その心意義が最高です(笑)。ラストで示唆されていましたけど、次作ではローズが父マークを探しに行くことになりそうですよね。まるで『スター・ウォーズ』で消えたルーク・スカイウォーカーを探しに行くような展開で、アツいです。
ハハハ(笑)。実は『スター・ウォーズ』からもインスパイアされて、『逆襲』のラストシーンに『スター・ウォーズ』のエンドタイトルをかぶせた動画をInstagramにも投稿したんですよ。僕の編集アシスタントが作って。めっちゃ面白いんですよ!あのお馴染みの曲が重なるのがすごく面白くて。
※実際の映像がこちら
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実は、あのラストシーンは当初の予定とは別物なんです。マークは死んだことにしようということになっていたんですが、やっぱりやめて、書き直したんですよ。
ローズの居場所やアイデンティティ、自己認識についての物語は、いわば『逆襲』で完結した。でもひとつだけ心残りになるのは、父との関係ですよね。そうすると、次はどこに向かうべきなのかは、ストーリーが自ずと教えてくれた。
フランク(・グリロ、前作主演)にも電話して、4作目をこういう方向でやろうと思うと説明したら、彼も喜んでくれました。4作目での復帰が楽しみですよ。成長したローズ役のリンゼイとの初共演も見られる。パワフルで、楽しい映画になりそうです。
残念ながらコロナ禍のため来日できなかったリアム・オドネル監督だが、「『スカイライン4』のプロモーションでは日本に行きたい」と笑顔。監督のInstagramでは『スカイライン-逆襲-』日本公開関連の投稿をいくつも行っており、日本には思い入れも強いようだ。
「次に東京に行く時には、1週間くらい『スカイライン』シリーズ全作を劇場で一気に上映してもらうのが夢です!」と語った監督。本作『スカイライン-逆襲-』が日本でもヒットすれば、次回作での日本での夢もきっと叶うだろう。フランク・グリオも復帰に前向きということだから、次回作は『スカイライン』ユニバースの集大成となりそうだ。
『スカイライン-逆襲-』は、新宿バルト9ほかで全国公開中。