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『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』結末を意味深予告、「すべてがいい形で締めくくられることはない」と父親役

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
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映画『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズの最新作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題)』について、主人公マイルス・モラレスの父親ジェファーソン・デイヴィス役を演じるブライアン・タイリー・ヘンリーが意味深な予告を繰り出した。

当初は2024年3月に米国公開予定だったが、2023年の全米脚本家組合&全米映画俳優組合のWストライキや、製作の遅延によって公開日未定となっている本作。現時点で具体的な進捗は不明だが、ヘンリーはなんらかの情報を把握しているようだ。

Varietyの取材にて、ヘンリーは気になる公開日について「いずれは観られますよ。完結させないといけないし、終えられるべき物語だから」とコメント。製作の遅延について、同席した俳優のライアン・デスティニーに「あなたが忙しすぎるから?」と冗談めかして尋ねられると、「確かに予定が詰まっているからイエス……いや、違います」と答えた。

「時間がかかっているし、もう少し待ってもらわなければなりませんが……僕が言いたいのは、(制作が)ちゃんと進んでいるということ。映画館で目をうるませることになりますよ。そのことは言えます。どうなるにせよ、すべてがいい形で締めくくられることはないので。」

この発言が意味深なのは、ヘンリー演じる父ジェファーソンが、前作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)ではカギを握る人物だったからだ。マイルスは父親を救うために奔走し、思わぬ結末に到達したわけだが、その先で「すべてがいい形で締めくくられることはない」とは……? 現時点でレコーディング作業は始まっていないとみられるが、ヘンリーは脚本を読んでいるか、あるいは展開を知らされているのだろう。

『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の監督は、過去2作に携わってきたボブ・ペルシケッティ&ジャスティン・K・トンプソン。脚本・製作はシリーズ全作を手がけるフィル・ロード&クリス・ミラー、共同脚本は前作のデイヴ・キャラハムが務め、プロデューサーにはエイミー・パスカル&アヴィ・アラッドと『レゴ® ムービー2』(2019)のジンコ・ゴトウが名を連ねた。

映画『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題)』は公開日未定。来年こそ喜ばしいニュースが入ってきますように!

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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