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『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は「常に変化している」とグウェン役 ─ 「脚本も進化していく、それが楽しい」

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
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映画『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズ最新作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の製作状況について、スパイダーグウェン/グウェン・ステイシー役のヘイリー・スタインフェルドが語った。

本作は『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)に続く、スパイダーマン/マイルス・モラレスを主人公とした物語の完結編と目される一作。製作に長い期間を要するうえ、2023年には全米脚本家組合・全米映画俳優組合のストライキで企画が中断していたが、2025年4月の時点でキャストのレコーディングがいよいよ始まっていた

Varietyにて、『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』について「何か言えることは?」と尋ねられたスタインフェルドは、「私たちは夢中なんです」と述べ、具体的なストーリーなどには言及せず、プロセスを楽しんでいることを語った。

「“マイルス”という言葉を、本当にいろんな言い方やトーンで口にしてきたので、ボツになったものもあるのかなと時々思います。たぶん、彼らには膨大なライブラリがあるはずですよ。(制作の)プロセスは常に変化するもの。最初から脚本が完成しているのではなく、進化していくのです。だからこそ、この仕事に参加できるのはとてもクレイジーで楽しいんです。」

米国公開日は2027年6月18日。すなわち製作期間はまだ1年半以上あるわけだが、スタインフェルドの口ぶりからは、製作のなかでストーリーが今でも変化していることがうかがえる。果たして、ストーリーの全貌が見えてくるのはいつになるのか? さらに練り上げられたアニメーション表現にも、もちろん期待しよう。

監督は『スパイダーバース』前2作に携わったボブ・ペルシケッティ&ジャスティン・K・トンプソン。脚本・製作はシリーズ全作を手がけるフィル・ロード&クリス・ミラー、共同脚本は前作のデイヴ・キャラハムが務める。プロデューサーはエイミー・パスカル&アヴィ・アラッドと『レゴ® ムービー2』(2019)のジンコ・ゴトウ。

映画『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は2027年6月18日に米国公開予定。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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