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【ネタバレ】『スパイダーマン:スパイダーバース』スタン・リーの「未公開セリフ」内容が判明

スパイダーマン:スパイダーバース
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「スパイダーマン映画最高傑作」との大絶賛を受けている映画『スパイダーマン:スパイダーバース』より、コミック界の巨匠スタン・リーのカメオ出演シーンについて、本編には収録されなかった「未公開セリフ」が判明した。監督のひとり、ロドニー・ロスマンがTwitterにて明かした。

この記事には、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のネタバレが含まれています。

スパイダーマン:スパイダーバース
SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE

収録されていた「3つのセリフ」

2018年11月、スタンは『スパイダーマン:スパイダーバース』の公開を待たずにこの世を去った。本作のカメオ出演シーンの収録は、2018年夏ごろに行われていたという。

スタンが登場は映画の序盤、ピーター・パーカー/スパイダーマンの死でニューヨークの街が悲しみに暮れるなか、主人公マイルス・モラレスがスパイダーマンのスーツを買う場面だ。スタンが演じたのは、マイルスがスーツを買う店の主人役。ピーターの死を受けて、店主は「寂しくなるよ、わしらは友達同士だったんだ」と口にする。マイルスがスーツを見て「サイズが合わなかったら返品できる?」と尋ねると、店主は「サイズは合う、いつかね」と笑顔を見せた。しかし彼の背後には「返品不可」の文字が……。

ロドニー監督が以前明かしたところによると、スタンのセリフは収録中に変更が加えられていったとのこと。収録当初、脚本のセリフは「合うことはないぞ(Never fits.)」だったというのだ。このたびロドニー監督は、収録中に試された、スタンによる別のセリフを公開している。

「スタン・リーと収録した別のセリフ。その1『信じられないよ、スパイダーマンが死ぬなんて思ってなかった』。その2『どうしてこんなものを売ってるのか、わしには分からずじまいだろうな』。その3『彼はわしより長生きすると、いつも思ってたよ』。だけど、彼(スタン)は僕たちが選んだセリフを気に入ったんです。」

こうしたセリフの候補からは、製作チームが当初、スタンの出演シーンをとにかくコミカルなものとして演出しようとしていたことがうかがえる。しかしスタン亡き今となっては、どのセリフもあまりに深い意味をはらんでしまったことは間違いないだろう。とりわけ3つめの案など、ファンの心に刺さりすぎてしまうではないか……。

なおロドニー監督は、完成版の「サイズは合う、いつかね」というセリフを選んだ理由について、「子どもにスーツを着せられるだけの言葉をスタンが届けなければいけなかった」からだと語っていた。結果として、コミカルかつストーリーにとって重要、しかもファンにとっては非常にエモーショナルな言葉が選ばれたのだ。

『スパイダーマン:スパイダーバース』のスタンのカメオ出演シーンには、製作チームの思いがたっぷりと詰まっている。作り手たちの意図や複数のカメオ出演シーンなど、詳細の解説はこちらの記事をご一読いただければ幸いである。

あわせて読みたい

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年3月8日(金)より全国公開中

『スパイダーマン:スパイダーバース』公式サイト:http://www.spider-verse.jp/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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