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『スパイダーマン:スパイダーバース』米オープニング興収の予測が発表に ― 中国公開決定、大ヒットの期待高まる

スパイダーマン:スパイダーバース
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映画版「スパイダーマン」の新たなシリーズとなる、アニメ映画スパイダーマン:スパイダーバースの米国オープニング興収予測が発表された。本作は2019年3月8日の日本公開に先がけて、2018年12月14日に米国にて公開される。

ヴェノム』(2018)を大ヒットさせたソニー・ピクチャーズが放つ本作は、ブルックリンに暮らす黒人の少年マイルス・モラレスを主人公に、あらゆる並行世界(バース)から数々のスパイダーマンが登場するストーリー。コミックに馴染みのないヒーロー映画ファンにとっては驚きの設定となりそうだが、果たしてどのように受け入れられるのか。

コミック原作のアニメ映画、レアな劇場公開へ

Deadlineは、『スパイダーマン:スパイダーバース』の米国オープニング興行収入(公開後3日間)として、3,000万ドル超えが妥当であると予測している(2018年11月21日時点)。ただし、今後の状況によっては4,000万ドルに届く可能性もあるとのことだ。ちなみに『ヴェノム』は公開後3日間に米国内で8,000万ドルを記録しているため、およそ半分の成績と予想されているわけである。なお、現時点で本作に強い関心を抱いているのは男性観客(25歳未満、25歳以上)、25歳未満の女性観客だという。

もっとも同記事が指摘しているように、米国においても、コミック原作のアニメ映画は劇場公開されることがそもそも珍しく、劇場未公開のままBlu-ray&DVDリリースとなるケースがほとんどだ。現在の予測値である3,000~4,000万ドルという数字は、こうした背景のほか、マニアックな設定を備えた作品であること、スター俳優が大々的に起用されていないことを鑑みても妥当だといえるだろう。一方で本作の予測値は、同じく米国で劇場公開されたアニメ映画『ミュータント・タートルズ TMNT』(2007)の初動成績である2,420万ドルをすでに上回っている。

なお『スパイダーマン:スパイダーバース』は、2018年12月21日に中国で劇場公開されることが決定済み。中国において『ヴェノム』は大ヒットを記録しており、2018年11月9日に公開されたのち、11月18日の時点で2億533万ドルという驚異的な興収を示している。この数字は同作の海外興収である5億6,940万ドルの36%にあたる。『ヴェノム』フィーバーが冷めやらぬなか、『スパイダーマン:スパイダーバース』が中国で再び大旋風を巻き起こす可能性は十分にあるだろう。

『スパイダーマン:スパイダーバース』

革新的なヴィジュアルのアニメーションとともに、フレッシュなスパイダーマン・ユニバースが誕生する!

『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公は、ニューヨーク・ブルックリンの少年マイルス・モラレス。彼が暮らす世界には、スパイダーマンのマスクをかぶることができるのは一人だけではない、無限の可能性が秘められた<スパイダーバース>が存在していた。

 スパイダーマン:スパイダーバース
SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE

主人公マイルズ・モラレス役は、ドラマ「ゲットダウン」(2016-2017)の新鋭シャメイク・ムーア。グウェン・ステイシー役は『バンブルビー』(2019年3月22日公開)のヘイリー・スタインフェルド、ピーター・パーカー役は『ジュラシック・ワールド』(2015)のジェイク・ジョンソン、スパイダーマン・ノワール役はニコラス・ケイジが演じる。マイルズの叔父アーロン役には『ムーンライト』(2016)のマハーシャラ・アリ、父親ジェファーソン役には「アトランタ」(2016-)のブライアン・タイリー・ヘンリーが起用された。

監督は『リトルプリンス 星の王子さまと私』(2015)脚本のボブ・パーシケッティ、『22ジャンプ・ストリート』(2014)脚本のロドニー・ロスマン、そして『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』(2012)のピーター・ラムジー。製作総指揮は『LEGO(R) ムービー』(2014)のフィル・ロード&クリス・ミラーが務め、脚本はクリスとロドニーが共同執筆した。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年3月8日(金)全国ロードショー。

『スパイダーマン:スパイダーバース』公式サイト:http://www.spider-verse.jp/

Source: Deadline, Box Office Mojo

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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