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『スパイダーマン』第3作、いじめっ子フラッシュ役のトニー・レヴォロリが続投へ

トニー・レヴォロリ
Adriana M. Barraza/WENN.com 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』シリーズの単独第3作に、ピーター・パーカーの級友であるフラッシュ・トンプソン役のトニー・レヴォロリが続投することがわかった。米Deadlineが報じている。

フラッシュ・トンプソンといえば、サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作、『アメイジング・スパイダーマン』2部作でもピーターをいじめてきたキャラクター。しかしMCU版は体育会系の人物像ではなく、学力コンテストの部活に所属しながら仲間のピーターをチクチクと攻撃する、文化系の、いわばピーターのライバルにも近い存在となっている。『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)で存在感とユーモアを発揮しただけに、続編での再登場はいたって自然というものだ。

1996年生まれのトニー・レヴォロリは、子役としてキャリアをスタートさせ、ウェス・アンダーソン監督『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)で注目を浴びた。その後、『DOPE/ドープ!!』(2015)やインド映画『アメリカ』(2015)、『フィフス・ウェイブ』(2016)などを経て、近年は『ニューヨーク あなたの音を探して』(2019)や、M・ナイト・シャマラン監督のドラマシリーズ「サーヴァント ターナー家の子守」(2019-)、ウェス・アンダーソン監督最新作『The French Dispatch(原題)』に出演。このたび、大手エージェンシー「WME」への所属が決定したとの報道で、『スパイダーマン』続編への登場が明らかになった。

MCU版『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)は、衝撃の幕切れを迎えた『ファー・フロム・ホーム』の“その後”を描く物語。主演のトム・ホランド、ミシェル(MJ)役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンらが続投し、監督のジョン・ワッツ、脚本のクリス・マッケナ&エリック・ソマーズも続投する。2021年12月17日に米国公開予定。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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