『スモール・ソルジャーズ』の謎に脚本家が27年越し回答 ─ オモチャたちが戦う伝説の映画

ストリーミング配信サービスによって、古今東西どんな映画も気軽にアクセスできるようになった現代。それでもなかなか鑑賞が難しい映画も稀に存在する。
1998年公開の映画『スモール・ソルジャーズ』がその一例だ。『グレムリン』シリーズのジョー・ダンテが監督を手がけた作品で、オモチャたちの戦争を描いた、いわばアクション版『トイ・ストーリー』。後に『スパイダーマン』メリー・ジェーン役でブレイクする幼きキルスティン・ダンストも出演している。
物語は、玩具メーカーが仕掛けたアクション・フィギュア「コマンドー・エリート」と「ゴーゴナイト」シリーズの戦いを描く。彼らはAIを搭載した自律型のフィギュアで、コマンドー・エリートはアーノルド・シュワルツェネッガーのような見た目のリーダー、チップ・ハザートを中心とする正義の軍隊。彼らの敵としてデザインされた「ゴーゴナイト」は獣人アーチャー率いるモンスター集団……なのだが、実は人間型フィギュアの方が性悪で、彼らに負けるようにプログラムされたモンスターたちの方が心優しいキャラクターとして描かれる。
本来の設定とは裏腹に悪人的に振る舞うヒーロー集団というのは、Prime Videoのドラマシリーズ「ザ・ボーイズ」に20年も先駆けたような設定。モンスターのオモチャたちが自衛のため戦う様は、『トイ・ストーリー』で描かれたシドの改造オモチャ反逆シーンを拡張させたようなコンセプトだ。
当時は劇中そのままのアクションフィギュアも発売され、国内でも月刊コロコロコミックで漫画版が連載されるなどクロスメディア展開。しかし興収面では、製作費4,000万ドルに対して全世界7,180万ドルと振るわなかった。
今観れば、きっと斬新な発見がたくさん得られる作品であることは間違いないのだが、残念ながらこの映画は現在どの配信サービスでも視聴することができず、Blu-rayやDVDを買い求める必要がある。
ゴーゴナイトは劇中で、架空の故郷ゴーゴンを探している。これは彼らを製造したオモチャ会社が作った設定にすぎないのだが、本人たちはまだ見ぬ故郷の存在を純粋に信じている。映画のラストでは、ゴーゴナイトたちがゴーゴンを目指して模型の船で旅立っていく。
果たして、ゴーゴナイトたちは架空の故郷ゴーゴンに辿り着くことができたのだろうか?脚本を務めたアダム・リフキンはXにて、映画公開から27年の時を経て、ファンの問いに優しく答えている。「もちろんですよ!」
Absolutely! https://t.co/beP8CcravC
— Adam Rifkin (@AdamRifkin) July 25, 2025
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