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キリアン・マーフィー『決断するとき』3月20日公開決定 ─ 自ら映画化を熱望、マット・デイモン&ベン・アフレックも参加

決断するとき
© 2024 ARTISTS EQUITY. ALL RIGHTS RESERVED.

『オッペンハイマー』(2023)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたキリアン・マーフィーの新たな主演映画『Small Things Like These(原題)』が、邦題『決断するとき』として、3月20日より全国順次公開されることが決定した。あわせて日本版メインビジュアル&場面写真が到着している。

1985年、アイルランドの小さな町。炭鉱商人として家族とつつましく暮らすビル・ファーロング(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、炭鉱を届けるために地元の修道院を訪れる。少女から「ここから出してほしい」と懇願されたビルが目撃したのは、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責に悩むビルが、ついに下した決断とは──。

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『オッペンハイマー』を経て、キリアン・マーフィーが次なる挑戦として選んだのは、『コット、はじまりの夏』(22)の原作「あずかりっ子」でも知られる作家クレア・キーガンのベストセラー小説「ほんのささやかなこと」(鴻巣友季子 訳/早川書房 刊)。この作品に惚れ込んだマーフィーは、自ら映画化を熱望した。

マーフィーが『オッペンハイマー』の撮影中に企画を持ちかけたことから、プロデューサーには同作で共演したマット・デイモンが参加。さらにデイモンの盟友ベン・アフレックも製作総指揮として名を連ねた。監督は、同じくマーフィーの代表作「ピーキー・ブラインダーズ」のティム・ミーランツが務めた。

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アイルランドに実在した“マグダレン洗濯所”の人権問題を背景とする本作は、社会が長く黙認してきた現実を前に、「知ってしまった個人はどう振る舞うべきか」を静かに問いかける人間ドラマ。『オッペンハイマー』とは異なり、言葉を抑え、沈黙と内面の葛藤を徹底的に演じるマーフィーの姿が深い余韻を残す。

マーフィーは本作で初めてプロデューサーを兼任し、キャスティングにも参加した。マグダレン洗濯所となった修道院の院長シスター・メアリー役は、名優エミリー・ワトソン。アイルランド社会の闇を象徴するような、残虐な現実を正当化する静かな権力を体現し、第74回ベルリン国際映画祭の助演俳優賞を受賞した。

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また、ビルの妻役は『マグダレンの祈り』(2003)のアイリーン・ウォルシュ、修道院からの脱出を試みる収容者役には『サンドラの小さな家』(2020)のクレア・ダン。公開された場面写真には、主要人物たちのほか、物語の根幹となるビルの幼少期の姿も収められている。

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映画『決断するとき』は、2026年3月20日より全国順次公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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