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『スパイダーマン:ホームカミング』続編、ジェイク・ギレンホールがミステリオ役で出演交渉中 ― マイケル・キートンも再登場との報道

ジェイク・ギレンホール
『ライフ』より © 2017 Skydance Productions, LLC. All Rights Reserved.

2017年公開『スパイダーマン:ホームカミング』の続編映画(タイトル不明)に、『ナイトクローラー』(2014)や『複製された男』(2013)などのジェイク・ギレンホールが出演する可能性が浮上した
The Hollywood Reporter誌は、コミック「スパイダーマン」シリーズの有名ヴィランであるミステリオ役でジェイクが出演交渉に入っていることを報じた。Deadlineなど複数のメディアも同じ情報を伝えている。

1964年、スパイダーマンの生みの親であるスタン・リー&スティーブ・ディッコによって生み出されたクエンティン・ベック/ミステリオは、映画の特殊効果のスペシャリストという設定。その才能と技術を、犯罪やスパイダーマンとの対決に注ぎ込むキャラクターだ。

実はジェイクと「スパイダーマン」、またコミック原作映画には浅からぬ縁があり、映画『スパイダーマン』3部作のトビー・マグワイアが2003年に怪我を負って続編への出演が危ぶまれた際、代役としてジェイクの名前が挙がっていたという。また『バットマン ビギンズ』(2005)の主演候補だった、『スーサイド・スクワッド』(2016)のリック・フラッグ役のオファーを受けていた、最近ではベン・アフレックに次ぐバットマン役が噂されたなど、ヒーロー映画への出演が長らく待望されてきた俳優といってもいいだろう。

なお『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(2017)や『オクジャ/Okja』(2017)、『ノクターナル・アニマルズ』(2016)など近年ますます活躍するジェイクは、今後も『君と歩く世界』(2012)や『ディーパンの闘い』(2015)の名匠ジャック・オーディアール監督との新作や、『ナイトクローラー』を手がけたダン・ギルロイ監督との再タッグなど数々の作品が待機中。『スパイダーマン:ホームカミング』続編への出演が実現するとなれば、多忙を極める中での撮影となりそうだ。

また今回の報道に際して、米Variety誌は、『スパイダーマン:ホームカミング』でバルチャーを演じたマイケル・キートンが続編に再登場すると伝えている。前作では圧倒的な存在感をもってトム・ホランド演じるピーター・パーカーの前に立ちはだかったが、その結末を経て、続編ではどんな役割を担うことになるのだろうか…?

映画『スパイダーマン:ホームカミング』続編(タイトル不明)は2019年7月5日に米国公開予定。前作のジョン・ワッツ監督、脚本家のクリス・マッケナ&エリック・ソマーズが再登板する。

Sources: THR, Variety, Deadline, ComingSoon.net

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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