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『ソーシャル・ネットワーク』続編なるか、デヴィッド・フィンチャー監督が示唆 ─ Facebookとザッカーバーグの「その後」

『ソーシャル・ネットワーク』
Photo by Raffi Asdourian https://www.flickr.com/photos/zaffi/13522473235/ | Remixed by THE RIVER

Facebookの創業者兼CEO、マーク・ザッカーバーグの半生を描いた伝記映画『ソーシャル・ネットワーク』(2010)。批評家・観客から高い評価を受け、数々の映画賞にも輝いたこの作品に、13年越しの続編がありうるかもしれない? 英The Guardianにて、監督のデヴィッド・フィンチャーが示唆した。

最新作『ザ・キラー』が完成したフィンチャーは、今後の活動として『ソーシャル・ネットワーク』の続編がありうるかどうかを尋ねられるや、「アーロン(・ソーキン、脚本家)とは、そのことについて話し合いましたよ。だけど、うん……ややこしいですね」と意味深に応答。水面下でなんらかの話し合いが持たれたことを認めた。

『ソーシャル・ネットワーク』の製作後、Facebookにもマーク・ザッカーバーグにもさまざまな変化があった。報道などで取り上げられたのも、決して明るい話ばかりではなかったのだ。2020年10月、脚本のソーキンも「続編の話をしてもらえるようになったのは、Facebookの闇があらわになったからでしょう」と語ったほど。当時、ソーキンは続編に前向きで、「デヴィッドが監督するのであれば脚本を書く」と宣言していたのである。

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それからはや三年、フィンチャーとソーキンの間でどんな話し合いが持たれたのか。実現するとして、いったいどんな映画になるのか?

ちなみに、フィンチャーは次回作について明瞭なコメントをしておらず、「人が求めるものを予測するのは諦めました。自分の行き先はさっぱりわからないし、僕は道に迷うのが好きなんです」とだけ語っている。

Source: The Guardian

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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