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『ソーシャル・ネットワーク』脚本家、続編執筆の条件とは ─「彼でなければやりません」

『ソーシャル・ネットワーク』
Photo by Raffi Asdourian https://www.flickr.com/photos/zaffi/13522473235/ | Remixed by THE RIVER

ソーシャル・ネットワーク』(2010)の続編製作について、脚本を務めたアーロン・ソーキンは前向きな姿勢を示しているようだ。しかし、本人が続編の脚本を執筆する場合、絶対に外せない条件が一つあるのだという。その条件とは果たして……?

『ソーシャル・ネットワーク』は、世界最大のSNS「Facebook」創設者マーク・ ザッカーバーグの葛藤や、開発仲間との軋轢を描いた作品。この度、ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に登場したソーキンは、『ソーシャル・ネットワーク』の続編について尋ねられたところ、「観てみたいですね」と答えた。「続編について話が私に来るようになったのは、Facebookの闇が浮き彫りになり始めたからでしょう。映画化したいのかって?もちろん、やりたいですね」

肝心の続編での条件についてソーキンは、「デヴィッド(・フィンチャー)が監督する場合のみ、脚本を執筆します」と明かした。『ソーシャル・ネットワーク』を共に成功に導いたフィンチャー監督が続投することが、何よりも重要ということだろう。それも、「ビリー・ワイルダーが墓場から蘇って監督したいと言われても、デヴィッドでなければやりませんと言うでしょうね」と語るほど。『アパートの鍵貸します』(1960)などで知られる名匠ワイルダーであっても、ソーキンにとってはフィンチャー監督以外はありえないということだろう。

ちなみにソーキンは、絶大な信頼を置いているフィンチャー監督の最新作『Mank/マンク』を一足先に鑑賞しており、「息を呑む程に素晴らしかった」と大絶賛している。なお、ソーキンが監督・脚本を手掛けたNetflix映画『シカゴ7裁判』は、2020年10月16日に独占配信開始。⼀部劇場では、10⽉9⽇より公開中だ。

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Source: IndieWire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。