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『ハン・ソロ』ロン・ハワード監督「議論が起きてほしい」 ― スター・ウォーズ新機軸のリスクを語る

ロン・ハワード
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/42769863832/ Remixed by THE RIVER

「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画第2弾『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が、本日2018年6月29日(金)に全国の映画館で公開された。シリーズの観客にはおなじみのヒーロー、ハン・ソロの若き日の冒険を描いた本作を手がけたのは、『アポロ13』(1995)や『ビューティフル・マインド』(2001)、『ラッシュ/プライドと友情』(2013)などで知られる名匠ロン・ハワードだ。

海外での劇場公開を控えた2018年5月、英PA通信社のインタビューで、ハワード監督は本作について「リスクを負った映画」だと強調。「議論が起こることを期待しています」と述べて、シリーズの新たな一歩を担ったことへの思いを語っていた。


リスクを負った映画、『ハン・ソロ』

おなじみのキャラクターの前日譚を描くことが、どうして「リスクを負う」ことになるのか? その理由について、ハワード監督は「この映画にフォースは出てこないし、戦争が描かれるわけでもない」からだと話している。「(スター・ウォーズ史上)初めて、一人のキャラクターにフォーカスしています。ハン・ソロの来た道、彼を作ったもの、その冒険物語なんです。若々しくて楽しいトーンになっていますよ。」

ハワード監督は、この映画ならではのテーマや、これまでの『スター・ウォーズ』映画とは異なるポイントをこのように語っている。

「この映画には劇的な事件やつらい苦しみもありますが、テーマの中心には、自由を求めること、弾圧から逃れることがある。活力がある作品なんです。
それから、関係性が描かれるところも大きいですね。ロマンティックな関係があれば、ハンとチューイのブロマンスや、ランドとハンのおかしなライバル関係、(ハンと)師匠の物語もある。もちろん、非常に危険な関係性もありますよ。いつものスター・ウォーズとは異なる芝居を見せられたところもありますし、素晴らしい俳優たちがそうした場面に命を与えてくれたんです。」

2017年に公開された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、大胆な手つきでシリーズの刷新を試みたこと、そのストーリーテリングが世界中で賛否両論となった。このことについて問われたハワード監督は、「すごく熱心で熱狂的なファンがいるのは、スポーツや一部のテレビ番組みたいですよね」と話している。

「(賛否両論は)良いことだと思うんです。作っている側が“どうしていいかわからないし、同じことを繰り返そう。そういうのがファンは好きだと思うから”なんてことにならない限りはね。
『ハン・ソロ』に関わった全員が、この映画には(スター・ウォーズを)ぶち壊すようなところがあると思っていました。だから、全員が少しはナーバスにならざるを得なかったし、勇気を持たなきゃいけなかった。[中略]僕も、『ハン・ソロ』が一部で議論を呼ぶことはわかっています。だって、ちょっと違ったスター・ウォーズだから。」

それでもハワード監督は、本作の制作について「関わった全員が素晴らしい時間を過ごしましたし、作品に自信を持っていて、それにスター・ウォーズが大好きなんです」と胸を張る。「誰も(スター・ウォーズを)歪めようとはしていませんが、これはちょっとした実験なんです。議論が起こることを期待していますし、どんなことが起こるのか、今は楽しみですね。」

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月29日より全国の映画館にて公開中。

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo.html

Source: Yahoo
Eyecatch Image: Photo by Dick Thomas Johnson Remixed by THE RIVER

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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