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『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』米国最速感想が到着 ― 新機軸、ノンストップの冒険映画に?出演者へ絶賛の声集まる

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
© 2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の盛り上がりも冷めやらぬ中、米国では次の“お祭り”が少しずつ近づいている。2018年5月10日(米国時間)、「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画第2弾『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のワールド・プレミアが開催され、現地からは作品の感想が次々に到着している。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)以来の「アナザー・ストーリー」となる本作は、若き日のハン・ソロの冒険を描いた一本。主演はオールデン・エアエンライク、監督は名匠ロン・ハワードが務めた。フィル・ロード&クリス・ミラー監督が本撮影の後半に降板した事件が記憶に新しいが、このたび無事にお披露目となったわけである。

注意

この記事には、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のネタバレと捉えうる内容が含まれています。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
© 2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

全編ノンストップ、「スター・ウォーズ」の新機軸

さすがは「スター・ウォーズ」というべきだろう。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』には、早くも数多くの声が寄せられている。映画史に残る巨大シリーズは現在でもなおファンを増やし続けているわけだが、本作もその新しいきっかけになりそうだ。まず感想の中で目立つのは、純粋に「楽しい」という言葉である。

ジャーメイン・ルシアー氏(GIZMODO)
「『ハン・ソロ』はとっても楽しい。予想以上にエモーショナルなノンストップ・アドベンチャーです。全編ずっと笑顔で観ることになるでしょうし、もっと観たいと思わせてくれますよ。」

スティーブン・ワインストローブ氏(Collider)
「なぜディズニー・スタジオが(全米)公開の2週間前に『ハン・ソロ』を見せたいと思ったのかがわかりました。良い映画でなければならないし、確かにそうなったからなんです。すごく楽しい、スター・ウォーズ・ユニバースに歓迎される一本でした。ロン・ハワードの素晴らしい仕事を祝福したいと思います。特にアクションシーンが傑出していて、まさしく最高の、実に見事な演出でした。オールデン・エアエンライクはハン・ソロとして完璧なキャスティングですし、信じてほしいんですが、出演者全員が素晴らしかった。」

ダン・ケイシー氏(Nerdist)
「予想以上、すごく良かった! ファンサービスと示唆に富んだストーリーテリングのバランスが良くて、とても楽しい映画でした。イースターエッグ(小ネタ)やディープな引用がたくさんあって、出演者からはカリスマ性があふれている。時にランド役のドナルド・グローバーとL3-37役のフィービー・ウォーラー=ブリッジ。」

ジム・ヴェイヴォダ氏(IGN)
『ハン・ソロ』は面白い! 舞台裏のドラマや(監督の)交代劇と同じくらい面白かったので、快く驚かされました。チャーミングなキャスト、楽しいアクション、優れたジョークとファンサービス、だけど独自の作品になっていて、スター・ウォーズは今後も大丈夫だと思いました。」

また感想の中には、過去の「スター・ウォーズ」と比較しての言葉も数多く見受けられる。とりわけ興味深いのは、『ハン・ソロ』を「新しいスター・ウォーズ」だと受け止めるファンもいれば、同時に「これこそスター・ウォーズ」だと理解するファンもいるということだ。

ケヴィン・ポロウィ氏(Yahoo! Entertainment)
「『ハン・ソロ』はすっっっっごく良い。マジで楽しい。直球の宇宙強盗映画で、デス・スターや反乱軍の運命を賭けることなく、スター・ウォーズを刷新してみせた。オールデン・エアエンライクのハン・ソロはとても印象的。だけど新しい推しキャラはL3-37かも。」

レイチェル・ハイン氏(Nerdist)
「『ハン・ソロ』はうれしい驚きでした! キュートで、楽しくて、スタイリッシュなスター・ウォーズの冒険。ハンとチューイを確実にもっと観たくなりますし、まったく予想しなかった展開もあります。」

ブライアン・トン氏(YouTuber)
「スゴいぞ、『ハン・ソロ』! またスター・ウォーズの映画を観てるんだという気持ちになりました。ファンにはたまらない瞬間がたくさんありますし、それにサプライズも…。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』よりも良いと思いました。」

ロブ・キース氏(ScreenRant)
「『ハン・ソロ』には『ローグ・ワン』の大好きな部分がさらに詰まっていた。シリーズで最もリアルなルックに、最高のブラスター・アクション、そして乗り物のチェイス。」

こうした中、本作の特徴をずばりと言い当てているであろう、米/Filmのピーター・シレッタ氏による感想がこちらである。

ピーター・シレッタ氏(/Film)
「『ハン・ソロ』は楽しい映画でした。ローレンス・カスダン(脚本)はハン・ソロというキャラクターを見事に描いています。ストーリーは予想できる出来事の連続ですが(ハンがチューイと出会うとか)、予想通りには展開しません。ネタバレは避けてください。ルーカスフィルムがどこへ向かっていくのか、マーベル映画級に驚かされますから
過去のスター・ウォーズ映画にはなかった驚きがある一方、シリーズのトーンや冒険、キャラクター、ユーモアは完璧に捉えています。一生のうちにランド(・カルリジアン)の映画が観たい。また、盗みの前にベケットが計画通りにやるようハンに話すシーンは笑わずにいられませんでした。[中略]製作トラブルはありましたが、完成した映画は多くのファンを喜ばせることでしょう。」

再び賛否両論の予感?

「スター・ウォーズ」は巨大すぎるファン層を持つ。それゆえ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)が全世界で激しい賛否両論を巻き起こしたことは記憶に新しいが、もしかすると『ハン・ソロ』にもその可能性はあるのかもしれない。ワールド・プレミアで本作を観た記者たちの中には、早くも手放しでは絶賛しない人々が出てきているのだ。

ペリ・ネミロフ氏(Collider)
「『ハン・ソロ』は楽しいところのある映画でした。(オールデン・)エアエンライクはとってもいいし、(ドナルド・)グローバーやL3-37役の(フィービー・)ウォーラー=ブリッジも楽しかった。でも、どうして若いハン・ソロの映画が必要なのかは納得できなかった。もっと激しく、エネルギッシュで深みのある作品を期待していたんです。」

デニス・ツェン氏(Collider Video)
『ハン・ソロ』は基本的に楽しい冒険映画だし、演技も良いけど、物語が予想できてしまう。僕にとって最高のスター・ウォーズではありませんが、十分に楽しみました。」

エリック・アイゼンバーグ氏(CinemaBlend)
「『ハン・ソロ』は…良い映画。足場を固めるのに時間がかかるものの、第二幕で勢いがつくとすごく面白くなります。前日譚(プリクエル)で時々起こる、答えなくていい問題に答えてしまうという問題はありますが、楽しい引用もありますよ。全体的に好きですが、大好きではないですね。」

ちなみに米UPROXXのマット・ライアン氏は、なにやら気になる言葉を残している……。

マイク・ライアン氏(UPROXX)
「第一幕はうまくやれたところを残念ながら失敗している。でもドナルド・グローバーのランドが登場して(ほんとに素晴らしい)、ケッセルランの強盗物語に入るとすごく楽しくなります。[中略]それから、この映画は完全に『ハン・ソロ』シリーズの一本。今後、ハン・ソロの映画を作る準備をしていることを特に隠していません。」

ハン・ソロ、ランド・カルリジアン…出演者への絶賛相次ぐ

最後に本作について――ここまでお読みいただいた方ならばすでにお気づきかもしれないが――オリジナル3部作から一新された出演者への賛辞が続出していることに注目しよう。
一時はハリソン・フォードに似ていないとファンの間で声の上がっていたオールデン・エアエンライクは見事な演技を見せているようだし、予告編の時点でポジティブな意見が相次いだドナルド・グローバーも楽しみだし、そして思わぬ伏兵の存在も……。きっと劇場を出る頃には、観客がそれぞれのお気に入りを見つけていることになりそうだ。

ウンバート・ゴンザレス氏(The Wrap)
オールデン・エアエンライクはまさしくハン・ソロ! この映画はハイパースペースへの楽しい旅だ!」

コナー・シュワルツフェガー氏(CinemaBlend)
「『ハン・ソロ』を観て、ひとつわかったことがある。年末までに『ランド/スター・ウォーズ・ストーリー』の製作が決まることを楽しみにしよう。ドナルド・グローバーの完璧な仕事は続く。」

ケイト・アーブランド氏(IndieWire)
「『ハン・ソロ』は物語が立ち上がるまでに少し時間を要しますが、オールデン・エアエンライクは、彼がハリソン・フォードでないことを忘れさせるほど魅力的。仲間を作ろう、盗みをやろう、という展開に入ると(映画は)完全に飛躍していきます。[中略]ドナルド・グローバーは鮮やかなランドだし、フィービー・ウォーラー=ブリッジのドロイドは考える余地を誰にも与えないでしょう。あらゆる脇役が見事で、彼らこそが見どころなんです。」

ミシェル・バッチマン氏(Nerdist)
「私は『ハン・ソロ』が本当に大好き。西部劇で、犯罪映画で、愉快だしすごく温かい。ファンが好きになれるサプライズもたくさんありました。ドナルド・グローバーはチャーミング×1,000だし、オールデン・エアエンライクも最高のハン・ソロ。もう何年もこう言ってますけど、この映画も大好きな新スター・ウォーズです。」

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月29日より全国ロードショー

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo.html

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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