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ハン・ソロとレイア、エンドアの戦い後に新婚旅行へ出かけていた

『スター・ウォーズ エピソード6/ ジェダイの帰還』
© & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータイメージ

『スター・ウォーズ』で反乱同盟軍に協力した元密輸業者のハン・ソロと、オルデランの王女にして後のレジスタンス将軍レイア・オーガナが、4BYのエンドアの戦いの後に新婚旅行に出ていたことがわかった。

ならず者だったハン・ソロは、青年ルーク・スカイウォーカーとの出会いによって参加した作戦にてレイアと出会い、2人は互いに反発しながらも惹かれ合っていく間柄に。ソロはヤヴィンの戦いやホスの戦いにも加勢しながら、レイアと様々な戦いを共にした。反乱同盟軍と帝国軍が総力をあげて戦ったエンドアの戦いでソロとレイアは、森の月エンドアでの地上艦隊を指揮。帝国軍のシールド発生装置を見事破壊し、帝国軍を壊滅に追いやる勝地へと導いた。

エンドアの地上軍が祝賀に沸く中、レイアはルーク・スカイウォーカーが自分の双子の兄であると告白。レイアとルークが恋仲にあると勘違いしていたソロは、レイアと結ばれるのは自分だと気づき、2人は口づけを交わす。その後、ソロとレイアは結婚し、一人息子のベンを授かることとなる。

ソロとレイアの結婚生活は穏やかなものではなかった。『フォースの覚醒』で語られているように、ソロは結婚後も自分の世界を重視し、相棒チューバッカと共に銀河の方々を飛び回っていた。またレイアも新共和国の元老院議員としての公務に多忙であったことが、小説『ブラッドライン』などで詳しく描かれている。彼らは息子ベンにとって理想的な両親ではなかったと自覚しており、そのことがダークサイドにベンを奪われる事実上の原因のひとつとなっている。

明らかになったところによると2人は、エンドアの戦いの直後に新婚旅行に出かけていたのだという。『スター・ウォーズ』米公式サイトは、新たに米刊行される小説『Star Wars: The Princess and the Scoundrel(原題)』を紹介。同作はエンドアの戦い後、ハンがプロポーズする場面から始まる、ハン・ソロとレイアの結婚式を描く内容だ。映画でも描かれた勝利の祭典の後、2人はエンドアで牧歌的な式を挙げ、それから豪華客船ハルシオン・スタークルーザーに乗って旅をするのだという。やがて銀河の各地を旅する中で、戦争はまだ終わっていないことに気付いていく……というストーリーになるようだ。

ちなみにハルシオン・スタークルーザーは、米ディズニー・リゾートの新しいホテル『スター・ウォーズ/ギャラクティック・スター・クルーザー』にもなっているもので、現実の施設とクロスオーバーになっているという仕掛けだ。

この小説の著者はベス・レヴィス。これまでに『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のスピンオフ小説『Star Wars: Rebel Rising(原題)』などを執筆している。2022年8月16日米発売予定。

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Source:StarWars.com,ReadStarWars.com

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。