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『ハン・ソロ』キーラ、再登場の鍵はジョン・ファヴローに? ─ 「解決するのは君の仕事」と脚本家から託される

『 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

『スター・ウォーズ』ハン・ソロの前日譚映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)は興行・批評の両方において大成功したとは言えないが、とあるキャラクターについてはネット上で再登場を望む声が多く見られている。エミリア・クラークが演じたキーラだ。存在自体も物語での去り方もミステリアスだったキーラの将来については、『ハン・ソロ』で脚本を務めたジョナサン・カスダンも可能性を見出しているようだ。

若き頃のハン・ソロ役としてオールデン・エアエンライクを新たに起用して製作された『ハン・ソロ』については、続編製作の兆しが一向に見えていない。一方、物語は尾を引くエンディングとなり、とりわけハン・ソロの幼馴染にして、犯罪シンジゲート「クリムゾン・ドーン」の一員として登場したキーラの動向は気になるものであった。

ScreenRantでは、『ハン・ソロ』で脚本を務めたジョナサン・カスダンが、謎多きキーラについて言及。現状『スター・ウォーズ』関連作品には携わっていないカスダンだが、「いつか、(キーラに)何が起きたのかを知ることができるのではないでしょうか」と予測している。とはいえカスダンは、リップサービスとしてこう発言しているのではなく、それなりの根拠を持っている様子。「マンダロリアン」(2019-)を成功に導いたあの人物に、キーラの未来を託したという。

「キーラがあの世界、あの犯罪シンジケートをどう生き抜いたのか。このことについてはジョン・ファヴローに話したんです。彼は『ハン・ソロ』の大ファンだったみたいで。私たちが築き上げたことも気に入ってくれて。僕はこう言いました。“解決するのは君の仕事だ”って。物語を生かし、続けることについては、彼に任せています。」

『ハン・ソロ』でキーラは、上司のトライデン・ヴォスを殺害し、組織のトップであるダース・モールと共に銀河へ去った。以降、彼女の消息は不明だが、逆に言えば描くべき内容は豊富にあるとも言えるだろう。

カスダンは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャシアン・アンドーの新たな前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」に触れながら、「『スター・ウォーズ』にはたくさんの楽しい道があります」と語る。それこそ「キャシアン・アンドー」は、タイムライン上『ハン・ソロ』の後に位置づけられている作品。キーラ再登場の可能性を考えるならば、同シリーズが濃厚だろうか。

一方、現在『スター・ウォーズ』からは『ハン・ソロ』でドナルド・グローヴァーが演じたランド・カルリジアンの単独スピンオフ企画も進行中。あくまで『ハン・ソロ』ユニバース内でキーラを描くのであれば、同作にも大きな可能性が秘められていそうだ。

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Source: ScreenRant

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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