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『スター・ウォーズ』ランド・カルリジアン単独シリーズ、『ハン・ソロ』版で進行中 ─ ルーカスフィルム社長が進捗明かす

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

2020年12月に発表されていた『スター・ウォーズ』のランド・カルリジアンを描く新シリーズ「Lando(原題)」が、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)に出演したドナルド・グローヴァーを主演として現在も進行していることがわかった。英Total Filmとの取材で、米ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が明かしている。

ビリー・ディー・ウィリアムズが演じたランド・カルリジアンは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)にて初登場。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)で再登場した後、36年後の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)で久しぶりに姿を見せた。ハン・ソロの若き頃を描いた『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では同じく青年期のランドが登場し、ドナルド・グローヴァーが演じている。

初報から日数が随分と経過している「Lando」については詳細が少なく、物語がウィリアムズ版となるのか、グローヴァー版となるのかも分かっていなかった。しかし、このたびケネディは、本シリーズがグローヴァー版であることを明言。そもそも、ケネディが「Lando」について言及したきっかけは、彼女が先日、米Vanity Fairで語った、映画『ハン・ソロ』を例とする、過去作の人気キャラクターを新キャストで蘇らせたことが失敗だったことを示唆する発言。しかし、ケネディ社長は、同発言の真意を改めて伝えている。

「(リキャストに関しては)ネバー・セイ・ネバーです。もちろん、今すぐ何かをするというわけではありません。それでも、『ランド』についてドナルド・グローヴァーと話を進めているという例もあります。ただ意図的に、ルークやレイアといったキャラクターを顧みて、描くストーリーを何でもかんでも決めているというわけではありません。やるからには、強い理由が必要です。」

『ランド』単独シリーズの存続をさらっと伝えたケネディだが、依然として進捗は不明。先日開催された「スター・ウォーズ・セレブレーション2022」では『スター・ウォーズ』関連の新作、もしくは新シーズン更新が発表されていたが、『ランド』が含まれていないあたり、企画の優先度がさほど高くない、もしくは企画が長らく停滞していた状況がうかがえる。

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Source: Total Film(参照:/Film

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。