『スター・ウォーズ』デイジー・リドリー主演&製作『時々、私は考える』7月26日公開決定 ─ 孤独な女性、唯一の楽しみは死の空想?

『スター・ウォーズ』シリーズのデイジー・リドリーが主演・プロデュースを務めた映画『Sometimes I Think About Dying』が『時々、私は考える』を邦題として、2024年7月26日(金)より全国公開されることが決定した。
人付き合いが苦手で不器用なフランは、会社と自宅を往復するだけの静かで平凡な日々を送っている。友達も恋人もおらず、唯一の楽しみといえば空想にふけること。それも少し変わった幻想的な“死”の空想。そんな彼女の生活は、フレンドリーな新しい同僚ロバートとのささやかな交流をきっかけに、ゆっくりときらめき始める。順調にデートを重ねる二人だが、フランの心の足かせは外れないままで……。
2019年に発表され、各国の短編映画祭で数々の賞を獲得した同名短編映画の長編映画化作品『時々、私は考える』。ポートランドからほど近いオレゴン州アストリアの閑散とした港町で繰り広げられるノスタルジックで少しだけロマンチック、そして優しい愛に溢れた人間讃歌の物語だ。
主演を務めるのは『スター・ウォーズ』シリーズや『オリエント急行殺人事件』で知られるデイジー・リドリー。人付き合いが苦手な主人公フランが、恋や仕事仲間との交流をきっかけに少しずつ変化していく様子を繊細な演技で表現しており、2023年のサンダンス映画祭にてプレミア上映された際には「デイジー・リドリーの新たな一面が発見された」と彼女の高い演技力が再評価され話題となった。本作でデイジーはプロデューサーとしても名を連ね、一から制作にも携わるという新しい挑戦も果たしている。
監督を務めるのは、2023年に米Indiewireが発表した“注目の女性監督28人”に選出された注目株、レイチェル・ランバート。これまで3本の長編映画を手がけてきた彼女だが、本作が日本で公開を迎える初めての作品となる。“世界とつながろうともがくときに感じる孤独”に共感するすべての人を癒す、不器用な大人のための物語が完成した。
『時々、私は考える』は、2024年7月26日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。
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