米国ソニー・ピクチャーズ、映画から過激な表現を削除した「クリーン版」を製作・公開へ。あなたはどう思う?

米国ソニー・ピクチャーズ・ホーム・エンターテインメントは、映画作品から過激な表現などを削除した「クリーン版」を米国にて製作・配信することを発表した。主に暴力的・性的な表現や発言などを再編集によって本編から消去することで、テレビでの放送や飛行機での機内放送でソニー作品をより幅広い層に届けることを目的としたものだ。今回配信が発表されたのは、『ゴーストバスターズ』や『スパイダーマン』を含む全24作品である。

百聞は一見に如かず。実際に表現がカットされたクリーン版がどうなっているのか、ソニーによる紹介映像をご覧いただきたい。

いかがだろうか。「あれ、こんなもんなの?」と思った方もいれば、「ぜんぜん違うじゃん!」と怒りがこみ上げてきた方もいることだろう。

ソニーは今回、クリーン版を製作・配信する作品として以下の24作品を挙げている。

  • 『アダルトボーイズ青春白書』(2010年)
  • 『アダルトボーイズ遊遊白書』(2013年)
  • 『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)
  • 『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)
  • 『インフェルノ』(2016年)
  • 『エリジウム』(2013年)
  • 『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』(2008年)
  • 『キャプテン・フィリップス』(2013年)
  • 『グースバンプス モンスターと秘密の書』(2015年)
  • 『グリーン・デスティニー』(2000年)
  • 『小悪魔はなぜモテる?!』(2010年)
  • 『ゴーストバスターズ』(1984年)
  • 『ゴーストバスターズ2』(1989年)
  • 『50回目のファースト・キス』(2004年)
  • 『スパイダーマン』(2002年)
  • 『スパイダーマン2』(2004年)
  • 『スパイダーマン3』(2007年)
  • 『タラデガ・ナイト オーバルの狼』(2006年)
  • 『バトル・オブ・ザ・イヤー ダンス世界決戦』(2003年)
  • 『ハンコック』(2008年)
  • 『ピクセル』(2015年)
  • 『ビッグ・ダディ』(1999年)
  • 『ホワイトハウス・ダウン』(2013年)
  • 『マネーボール』(2011年)

子どもと一緒に観られることを前提としているだけあって、ファミリー向けの映画が多く選ばれているものの、なかには「なぜこれをクリーンに?」というような作品も含まれている。

これらクリーン版の作品群は、今後iTunesを含む配信サービスにて取り扱われる。購入時に劇場公開版かクリーン版かを選ぶ方式ではなく、劇場公開版に特典として付属するようだ。したがって、テレビ放送や機内放送でクリーン版が使用されるのはまだ未来の話となりそうである。ソニーは専用ウェブサイトを公開しているので、気になる方はそちらもご覧いただきたい。ちなみに、これらクリーン版が今後日本を対象に公開されるかどうかは不明だ。

さて、読者の皆さんは、このクリーン版をどう思われるだろうか? 筆者個人としては「そこまでして家族で観なきゃいけないの?」「過激な描写をいつ、どうやって子どもに見せるかも大事なのでは」などと思ってしまうが、もしこれで楽しい映画鑑賞の時間を過ごせる家族が増えるなら、それはそれでいいのだろうか……。

Source: https://www.yahoo.com/movies/sony-clean-version-initiative-provide-sanitized-versions-select-films-home-video-exclusive-160201339.html
Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=JVsW6dJa9lo サムネイル

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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