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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン監督、ディズニー・アトラクション版での全面監修ぶりがスゴい!『アベンジャーズ』新作でも働きまくり

2014年『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への初登場を果たしたジェームズ・ガン監督は、いまやMCUに「なくてはならない存在」となった。すでにガン監督は、マーベルによる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』関係の展開をほとんど一手に担っている。

ガン監督は、映画第2作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の製作と並行して、米ディズニー・カリフォルニア・リゾートにオープンしたライド・アトラクション『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!』を監修。さらに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』でも非常に重要な仕事を務めているというのだ。

「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第1作の脚本を書いている時は、数年後、グルート(とケヴィン・ファイギ/マーベル・スタジオ社長)と一緒に『ガーディアンズ~』ライドのオープニングでディズニー・テーマパークに立つなんて思いもしなかった! 最高!」

自称“相談役”、その恐るべき作業量

ガン監督本人は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!』で自らが手がけた仕事を「相談役」だと形容している。しかしその作業量は、とても「相談」などという次元ではなかった。IGNのインタビューで、ガン監督は『ミッション・ブレイクアウト!』での仕事が「たくさんあった」ことを認めている。しかも彼は、それを『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』と並行してやってのけたのだ。

「(『ミッション・ブレイクアウト!』の)脚本を早いうちにもらったので、チェックして、ジョークをあちこちに放り込んで、ちょっと加筆しました。ドラックスは他の脚本家にとっては書きづらいキャラクターなので、僕がたくさん担当したんです。ロケットはまだ簡単ですけど、すごく独特な調子のキャラクターなので、そこを手伝いましたね。」

もちろんガン監督は、アトラクションに使用されている映像にもきちんと携わっている。

「(『リミックス』の)撮影中、1日休みを取ってライドの映像のために俳優を演出しました。ベニチオ・デル・トロ(コレクター役)の部分とブラッドリー・クーパー(ロケットの声を担当)の録音を除いて、基本的に1日で全部終わりましたね。」

その後もガン監督の手元には、アトラクションで使用される映像やアートが数週間おきに届いたという。さらにアトラクションの製作中も、その様子をチェックするためにパークを訪れていたそうだ。

「ものすごく大きな役割をやったと思います。どう言っていいのかわからないですが、確かに相談役でしたね。製作の全段階で助言をしました。」

『アベンジャーズ』新作の現場でも活躍中

最初に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のアトラクションを作ると聞かされた際、ガン監督は喜びつつも、冷静に「キャラクターを正しく扱おう」と心に決めたという。彼がたくさんの仕事を自ら引き受けたのも、『ミッション・ブレイクアウト!』が作られる最中、ずっとキャラクターたちを気にかけていたからだったようだ。

どんなふうにガーディアンズが扱われるのか、あるべき姿になっているのか、ずっと心配でした。フォーマットが映画なのかテレビなのか、アトラクションなのか、そんなことは問題じゃなくて。そもそも一番大切だったのは、映画で描かれたことが傷つけられていないこと、映画でやったことから進歩していること、それを確かめることでしたね。」

この発言からは、ガン監督の強い責任感と自らの仕事に対するプライドが感じられる。その延長線上で、現在ガン監督は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でもガーディアンズのメンバーを“監修”しているようだ。

『インフィニティ・ウォー』での僕の立場は、『ミッション・ブレイクアウト!』での立場とほとんど同じ。キャラクターを扱って、必要なものには変更を加えて、行われていることにきちんと意見を言って、チェックして、計画を確かめるんです。」

もちろんガン監督が各方面でこうした働きを実現できるのも、彼がマーベル・スタジオから高い信頼を寄せられているからだ。その実績は、みたび脚本と監督を務める予定の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3作にも表れることになりそうである。

「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3作は、他の物語につながるストーリーになります。3部作の終わりだけど、マーベル・コズミック・ユニバースのまったく違う部分に取りかかるものになる。それが今やってることの一部ですね。」

今やガン監督は、まぎれもなくマーベル・スタジオになくてはならない人物となった。これから、彼は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を、そしてMCUをどんな形で観客に見せてくれるのだろうか?

Source: http://www.ign.com/articles/2017/06/06/james-gunn-on-the-guardians-of-the-galaxy-becoming-a-disney-theme-park-ride
Eyecatch Image: https://www.instagram.com/p/BUiI6f1DHXu/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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